今日、通勤途中で見た空は、文字通り雲ひとつない青空。雲がどうやって出来るかは、小学校の理科で教わった程度の知識ですが、この雲ひとつない青空が生まれるメカニズムは今一つわかっていません。ただ、秋晴をもたらすのは秋の移動性高気圧で、日本上空を乾燥した空気で覆うため、空が一層澄んで見え秋は夏と比べて陽射しが弱まることも、すがすがしい心地にさせる理由のひとつらしいです。今日は気持ちの良い日です。
昨日、第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会が行われ、
名城大学が6連覇を達成しました。
2位立命館大学、3位大阪学院大、4位大東文化大、5位拓殖大学でした。
まあ、個々の選手の元々の走力と言うか実力から考えれば、
何らかのアクシデントが無ければ名城大学の優勝は必然?
以前、私のブログに書いた通りであり、
最終的に最近の不調が懸念されていた小林選手が、
区間6位だった事も含めて、
名城大学はほぼ想定通りの走りでした。
くどいけれどまたまた第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会のお話
それ以外の大学は、大ブレーキとなる選手もなく、
予想外の凄い走りと言う選手もなく、
良くも悪くも想定内外と言うか、想定に近いところのの走りを見せ、
監督の思惑通りには行かなかった選手もいたでしょうが、
波乱の少ない大会だった気がします。
そんな中で、一番盛り上がった場面と言えば、
来年の出場権の掛る8位以内のシード権争いが熾烈で、
最終区での、関西大学と福岡大学は、
抜きつ抜かれつと言う表現がよく使われますが、
本当にそういう展開となり、
最後までどちらが8位となるか判らない争いは見ごたえがありました。
その2校を追う大学も、
残念ながら追いつく所までは行きませんでしたが、
すぐ後ろまで迫り、気の抜けないスリリングな展開でした。
後に各大学の最終成績を載せますが、
8位の関西大学に対し、
9位福岡大学が5秒差、大坂芸術大学17秒差、東農大学27秒差でした。
まず、優勝タイムですが、
名城大学は2時間3分11秒、
昨年が2時間2分59秒だったので、
圧勝と思っていましたが、タイム的にはそれほどでもなく、
むしろ昨年より12秒遅いタイムでの優勝でした。
小林選手が昨年より1分20秒遅く、この不調が響いた形となりました。
その他の選手は2区が昨年より18秒遅かっただけで、
後の4区間は昨年を大幅に上回ったので、
他校は付け入るスキはありませんでした。
恐らく、来年も名城の牙城は揺るぎそうもありません。
(今のところは)
さて、この大会での2位のタイムは昨年より7秒遅かったものの、
ほぼ同程度のタイム。
私が応援していた拓殖大学は、
最終的なタイムは昨年の2時間6分23秒から、
2時間7分40秒と1分17秒落としましたが、
不破聖来選手が1分39秒遅かったためで、
他の選手の合計タイムは昨年より22秒早かったこととなります。
各選手のタイムを昨年と比較すると、
(敬称略)
1区牛佳彗22分21秒区間13位→21分43秒区間4位
2区山下花音12分51秒区間12位→古澤日菜向12分45秒区間6位
3区小谷真波22分32秒区間14位→土居菜摘23分45秒区間18位
4区門脇菜穂16分17秒区間9位→16分26秒区間6位
5区不破聖衣来28分00秒区間1位→29分39秒区間1位
6区伊井萌佑子23分22秒13位→片桐紫音23分22秒区間6位
こう見ると、昨年よりタイムが悪くても区間順位が上だったり、
毎年選手の入れ替わりもあるので、展開を読むのは難しいですよね。
相手が違い、気象条件も違い、
レースはやってみないと判らないと言う事が良く判ります。
ただ、前日監督が公的な場で仰っていた、
不破さんの不調と言うかケガによる出遅れで、
間違いなく昨年よりタイムを落とすであろうなか、
他のメンバーでそれをいかにカバーするか?
そう言うチームワークが見事に実現出来たことは素晴らしいことでした。
ある程度強いチームに佳い選手が集まることは仕方のないことなのですが、
寄らば大樹の影。
そう言うものが私は嫌いです。
来年は、名城大学を脅かす大学が出てくれたら嬉しいですよね。
あと、不破選手以外にもケガで出られなかったり、
ベストコンディションで走れなかった選手も多く、
これはこの大会に限らず、駅伝の弊害です。
早くケガを直して、良い大学生活を送って欲しいです。
■第40回全日本大学女子駅伝 総合成績
優勝 名城大 2時間3分11秒
2位 立命大 2時間5分42秒
3位 大阪学院大 2時間6分55秒
4位 大東大 2時間7分23秒
5位 拓大 2時間7分40秒
6位 日体大 2時間8分05秒
7位 城西大 2時間8分31秒
8位 関大 2時間10分00秒
9位 福岡大 2時間10分05秒
10位 大阪芸大 2時間10分17秒
11位 東農大 2時間10分27秒
12位 関西外大 2時間10分41秒
13位 東北福祉大 2時間10分45秒
14位 中大 2時間11分02秒
15位 佛教大 2時間12分06秒
16位 中京学院大 2時間12分16秒
17位 順大 2時間12分33秒
18位 筑波大 2時間12分46秒
19位 玉川大 2時間13分14秒
20位 亜大 2時間13分52秒
21位 東洋大 2時間14分12秒
22位 京都光華大 2時間14分49秒
23位 新潟医療福祉大 2時間15分20秒
24位 環太平洋大 2時間18分36秒
25位 札幌国際大 2時間28分23秒
OP 東北学連選抜 2時間26分59秒
■区間賞一覧
1区 米澤奈々香(名城大1年) 21分09秒
2区 石松愛朱加(名城大1年) 12分19秒
3区 山本有真(名城大4年) 21分37秒=区間タイ
4区 谷本七星(名城大2年) 15分14秒=区間新
5区 不破聖衣来(拓大2年) 29分39秒
6区 増渕祐香(名城大3年) 22分04秒=区間新
さて、今年の目標である年間読書150冊。
232冊目です(今年302日目)
「赤い雨 新・吉原裏同心抄(二)」佐伯泰英
勝手に評価10点満点中6点
京での修業先が決まった幹次郎と麻。その新生活は不穏な空気に包まれていた。祇園旦那衆らの寄合で、不審な殺人について探るよう依頼された幹次郎は、正体の見えぬ強敵に立ち向かうことに。一方、裏同心不在の吉原では、老舗の大籬がついに謎の山師の魔の手に陥ちてしまう。二つの町で進行する企みと危機の連続。裏同心幹次郎と吉原の人々の新しい闘いが幕を開けた。