【ニコ動投稿】DS「おで森(役所の昼夜)」

(耳コピ)ニンテンドーDS『おいでよどうぶつの森』より「役所BGM2曲」


おで森のペリコ曲は以前からサイトで公開してましたが、残響音具合と音色を手直しして、新たに作ったペリミ曲を後ろにくっつけてupしました。

ズンチャッ、ズンチャッという、軽やかめのペリコ曲に比べて、ザンっザンっという飾り気の無いギターのかき鳴らしのペリミ曲ですが、ゲームを進めて色々話を聞いていくうちに ペリコよりペリミの方が 友達としては好ましいなあ、と思うようになってました。

澄んだ池は底まで見通せて安心だけれど、濁った池は中に何が居る(ある)かわからない、というワクワク感があるのと 同じような感覚かもしれません。
(澄んでると見えて途方もなく濁ってたり、澄んでるから逆にめちゃめちゃ深いのがわかりづらかったりする、という可能性もあるけれど)

どの機種のゲーム曲にも言えることですが、手直しする時にまず確実に直すのが残響音設定です。
リバーブの値を小さくして、リリースを大きくする作業。
(リバーブとリリースに関しては最後にざっくりとだけ補足説明を書いておきます)

当時は「FCに比べたらDSの音ってメッチャ響いてるやん」と思ってましたが、次世代機 特に箱○あたりをコピーすると「上には上があるものだなあ」と改めて響きの違いを感じます。

なので最近は古いゲーム機種の曲は特にリバーブとリリースの値を気にして耳コピーしてます。

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[リバーブとリリース]
リバーブ(Reverb)をざっくり言うと、部屋での残響の感じ。
設定数値が低ければ狭い部屋で発音した位の響きだけれど、数値が高くなると お風呂場で発音したような素晴らしい響きになっちゃう。
お風呂で歌うとうまく聞こえる、というアレ。

リリース(Release)は、その音の残響音を単純に伸ばす。
ピアノで例えると、指を鍵盤から離したけれどペダルを踏んだままの状態。
音色によって残響具合は違います。

あと、リバーブとリリースの大きな違いは リバーブはトラック(五線譜の各段みたいなもの)全体にかけるけれどリリースは個別の音にかける、という部分かと思います。
(厳密に言えば、同じトラックで同時発音する他の音が無ければ 結果的に単独の音にリバーブをかける事は当然可能…というか おで森の時刻曲(雪)の鈴の音はほとんどそうしてるんですけどね)