「花と昆虫のリンク」調査の今年度第1回を5月28日(土) に行いました。指導してくださる高槻さんを含め6名が集まり、レンゲツツジがちょっぴり咲き始めた乙女高原で「花を訪れている昆虫を数える」調査を行いました。暑かったけれど、とても充実した楽しい調査でした。
まず、高槻さんから調査の方法を説明していただきました。写真は、巻き尺を延ばして調査すること、折り尺を伸ばして2mの感覚をつかむことを説明しています。
その後、担当する遊歩道を決め、それぞれ調査を始めました。花に昆虫が来ていたら、それを1単位(1リンク)として記録していくという、ある意味、単純な調査です。でも・・・全部記録するのはとっても大変。
午後からは、10mおきに1m四方のコドラートを作って、その様子を写真に撮りました。
「自分たちにとって大切な自然を、自分たちで調査して、その特性を理解し、保全の方法を考える」というのは環境保全・自然保護にとって、とても大事な態度だと思います。そして、こんなにかけがえのない体験を、ぜひ高校生や大学生といった若い人たちにしてもらいたいなと思いました。遊歩道作りにも数人の高校生が参加してくれましたので、ニーズはあると思っているのですが、いかんせん、若い人たちとのつながりがありませんし、若者たちが自分たちで来るには乙女高原は遠すぎます。若い人たちに参加してもらう手立て、こういった情報を若い人に届ける手段はないでしょうか。
【今後の調査予定日】
第2回 6月18(土)、予備日 19(日)
第3回 7月3(日)、予備日9(土)
【調査時間】
いずれも9:40ころから15:00ころまで。弁当・水筒・時計・できたらカメラ持参。
※昨年度の調査結果 (2-5ページをお読みください)
http://fruits.jp/~otomefc/newsletter2103.pdf
なお、指導にあたった高槻さんが調査の様子、調査の結果をたいへんわかりやすくブログにまとめてくださっています。必見です。
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