桜下美人図蒔絵印籠 無銘

印籠はある程度の数が蒐集されると収納箱を整理しています。



基本的に６作品ずつをワンセットにしています。基本的に根付共々の作品のみを蒐集対象としています。



各々に調査資料と添付しておきます。各々なかなか混乱する可能性がありますので、まとめて整理するようにしています。



下記の作品は骨董店から入手した作品ですが、状態の良い作品と共に芝山象嵌のような根付が気に入り入手した作品です、

桜下美人図蒔絵印籠　無銘
根付：芝山細工？（螺鈿・梨地細工椿）　径32＊厚さ9
四段重蒔絵　桐箱入　高さ90＊幅62＊高さ19　無銘



銘はない作品ですので、いつ頃の作品かは不明です。



盛り上がったような蒔絵ではなく実に平面的な細工となっています。



それでも細かく描かれた超絶技法・・？？？



下地の色合いも桜のイメージに合わせいるような心憎いデザインです。



実に平面的なのがこの作品の大いなる特徴かな？



根付は芝山象嵌（細工）のような作ですね。芝山細工のついては別の作品で詳しく記述したいと思います。



玉にも蒔絵が施され、根付の裏面にも梨地が施されています。



無銘の作品ですので、気軽に飾ってり使ったりできる作品となります。