真作とは思えませんでしたが、猫ファン(息子)のいる我が家にはちょっといいかなと思って入手した作品です。
面白き?贋作 胡猫 伝前田青邨筆
絹本着色額装 タトウ+黄袋
P10号 全体サイズ:縦590*横705 画サイズ:縦400*横515
下記の説明にあるように前田青邨には大きさが違う、紙本の同図の作品が存在します。
そうと知ってはいても、真贋に不安があると思っても、たいして財布が痛まない程度?なら面白い作品を入手するのも悪くはない・・・。
それを真作らしく売買したら罪悪であり、人に自慢したりしたら羞恥意外の何物でもないのだが・・。
絹本に描かれているのがいい、・・・面白いと思いませんか?
タトウがあるのはいいのですが、額が安っぽい・・。
本作品中は印章のみですが、印章にはちょっと違和感がありますね。
額の裏面に鑑定シールがあります。平山郁夫によるものですが、書体には違和感がありませんが、やはり印章にちょっと違和感がありますし、また通常はあるはずの鑑定NOがありません。
本作品には有名な同構図の作品が存在しています。下記の作品がその作品です。
参考作品
胡猫
1967年(昭和42年)
紙本(本作品は絹本)
縦473*横620(本作品より大きめ)
悪意のある贋作とみるのか、それこそ模写として愉しむのかは所蔵する側にの自由・・・・。