昨年から育てている2期生となる我が家のメダカ。今年の春にネコか、ネズミか、イタチに襲われ、100匹いたメダカの成魚が15匹程度になりましたが、遺っていた卵との生き残ったメダカが順調に卵を産み、孵化した稚魚は数えきれないほどになました。
順調に育っていますおり数えきれないほどに増えたため、稚魚の密度が過剰になったので、お中元に戴いたアイスクリームの発泡スチロールに新たな卵の孵化の器を設けました。メダカは産んだ卵を食べてしまいますので、親と卵は分けておく必要があり、さらに稚魚が大きくなったら、大きさ別に育てる必要があるために、水槽が複数必要となりますね。
新たな水槽で新たな命がまた生まれ始めています。ちっちゃ! 数えてもまた見失うほどに・・。
本日は郷里出身の倉田松濤の作品の紹介ですが、意外に郷里には遺っている出来の良い作品は少ないかもしれません。
郷里の骨董店でいい作品はときおりみかけるのですが、やはり上京してからの円熟味のある作品は郷里には少ないのでしょう。本日紹介する作品は郷里にて入手した作品です。
梅樹下鍾馗図 倉田松濤筆 その48
紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 合箱入
全体サイズ:横418*縦1910 画サイズ:横315*縦1196
この作品が地元にあった経緯は明らかではありませんが、なかなかいい出来です。
倉田松濤の作品の醍醐味はそのユーモア性ですね。
たしかな描写力と、その俳画に通じるユーモア性はもっと評価されていいのでしょう。
倉田松濤の作品に対して入手に要する金額はせいぜい1万円程度、安くて出来のよい作品が入手できます。ただし掛軸に対する需要が少ない昨今、地元でも蒐集する御仁は皆無・・。
高く売れるという評価では現在はありませんが、楽しめる画家のひとりには相違ありません。家内も倉田松濤のファンの一人であり、当方では蓑虫山人、天龍道人、そして倉田松濤の作品を継続して蒐集しています。
倉田松濤の描いた「鍾馗」の作品は当方には下記の複数の作品があります。
鍾馗図 倉田松濤筆
紙本水墨淡彩軸装軸先骨箱入
全体サイズ:横480*縦2110 画サイズ:横345*縦1365
この作品は倉田松濤の作品蒐集を始めた頃に入手した作品で小生の中でもかなりお気に入りの作品です。
鍾馗様を怖がる鬼の表情がとてもすきですね。状態の悪い作品でしたが、改装して蘇った作品でもあります。
下記の作品は最近になって入手した作品です。
面白き作品 鍾馗俳画 倉田松濤筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先木製 合箱
全体サイズ:横540*縦1820 画サイズ:横430*縦1180
多作である倉田松濤ですから、インターネットオークションにおいても簡単に入手できますが、出来の良い作品に絞って蒐集すると対象となる作品は意外に少ないものです。
鍾馗・羅漢図双福 倉田松濤筆
絹本水墨軸装 軸先鹿骨 合箱
全体サイズ:横537*縦2015(羅漢)・2035(鍾馗) 画サイズ:横413*縦1097
インターネットオークションに倉田松濤の作品が数多く出品されていますが、洒脱で出来の良い作品はそれほどないので、厳選して蒐集するように心がけています。