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芋ほり

2018-10-30 22:56:03 | 日本文化

母の畑の20株ほどの薩摩芋 このところ晴れ続きなので甘くなっているといわれ

芋ほり決行しました。

母は90歳になり心弁膜が故障してきたということから 今日はろくに働けないと畑に来るまでは参加するだけといっていました。

ところが いざイモの蔓を目の前にすると さて掘るぞと 俄然やる気です。

蔓をまとめながら 株から鎌ではずしました。

手を痛めた私は 草をひくのも難儀です。鍬もショベルも片手の力では続きません。

で 草引きに役立っている工事用の太さ1センチほど 長さ40センチほどの杭を使うことにしました。この杭ん坊 おおきな草引きに使っていたのです。それで 楽に鍬切れなしで芋ほりができることが判明しました。

毎年 ショベルや備中でパコパコ イモを切りながら掘っていたことが残念に思えるほどです。

イモの株の周りを杭でかき回し 土を外しながら株の中心を見定めます。

で 杭を立てて感触を確かめながらなるべく株の中心の下に杭がすこし傾くことを狙って体重をかけ差し込みます。

杭をイモの下から梃子の力を利用して その場でぐっと傾け少し力をこめれば イモは全く無傷で掘りあがってきます。杭で土を捌けばイモの場所の特定は 蔓や根の案内で ばっちりわかります。

ケガの功名というわけです。

手を痛めなければ杭による 芋ほりは しなかったでしょう。

芋を株から外さず ごっそり いくつも房状に ぶらさげて収穫しておくと 長く保存できると母の談です。

母でも 座り込んでいても面白いように楽に芋が掘れるので 結構参画してました。

90歳まで乗りこなした自動車の運転は しないことにしましたが 畑にくれば知恵と経験でまだまだ一人前です。

 

 

 

 



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