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〇(六所神社の駐車場の桜。キイロイトリ「クモッテ マスネ」)
BGM:ROCK IT! / Herbie Hancock~ Reflex~A View To A Kill / Duran Duran
(ベストヒットUSA「小林克也生誕80年!前夜祭SP!!ベストヒットUSAラバーズ」 BS朝日、3/26 24:00~ ゲストいとうせいこう、有田哲平)
連日禍々しく凶兆かまびすしき毎日の中で、この番組は祝誕生日である。子どもの頃の当時から見ているとわかる比喩で「長崎の出島みたいな番組」(笑)先週までTVQで、そして来週からBS朝日で「新必殺仕事人」が放送されるようなのだが、だいたいその辺の頃からずっと続いている番組なわけである、40周年といえばですね。(おかずのクッキングのBS朝日、このへんの年代の視聴者層を網羅してるということか)
小林さんがうちの叔父さん位とすれば、前の週の奥田さんと、いとうさん、有田さん、という世代がうちの兄弟位なのである。いとうさんはある程度予想できたとして、有田さんからArcadiaという単語とあのジャケットが出てきたのが(グラミー賞とか毎年やってて、詳しく存じ上げず失礼)おおっ、という感じだったけど、しゃべくり007のBGMがそういえば美しき獲物たちだった。まさに「想い出の糸車」が聞こえるだけでイメージと情景が脳裏に浮かぶ、というあたりの視聴者の世代感か。往時の感覚でいえば「女子どもがきゃあきゃあいってる(今だと差別的表現なんだっけ)」Duran Duranの話をしているってところが、80代と50~60代の人のトーク内容とは考えられない感じではあるが(><)。
確かにDuranの「Arena」のカメラのカット割りは今でもクリアで、それほど古い感じがしない(その後のLIVEビデオに影響大というのもわかるような気がする)。昭和末期の当時はまだVTRビデオレコーダーすら家になかった。田舎の電気屋のテレビ売場で見て、これ(映画?フィルム?)をとっておける方法があったらいいのに(まだレーザーディスクがぜいたく品で金持ちの家にしかなかった時代だ)、と思ったものである。そしてその数年後、まだ東京ドームではなかった後楽園球場に来日したDuranDuranを見に行った、という急展開に。…すっかり便利な時代になったもんだ、と言っていいものなのかどうなのか、今って。(20210327 0:37 a.m.)
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