大阪芸大ジャーナリズム研究会

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「布のすがた−いまむかし」 10月23日(水)から 天神橋で

2024-09-27 18:57:45 | 告知記事

 大阪くらしの今昔館企画展「布のすがた−いまむかし」が、前期は10月23日(水)~12月8日(日)まで、後期は12月11日(水)~2月2日(日)までと、前期と後期の2回に分けて開催されます。毎週火曜日と、12月29日(日)~1月3日(金)は休館。大阪芸大工芸学科テキスタイル・染織コース出身の染織家たちの作品と、大阪くらしの今昔館の収蔵品が、天神橋の「大阪くらしの今昔館企画展示室」で展示されています。年齢別に入場料あり。<北垣内 隆一>


(画像:公式サイトから)

 「布のすがた−いまむかし」では、日本人のくらしや文化と密接に関わってきた「染織」に焦点を置き、人々が日々の暮らしの中で使用してきたものの色や形、材質、用途など、今と昔にある共通点や差異を感じることができます。また、古い時代のものでも現代のくらしに通じるヒントやアイデア、工夫などを見出すことができる作品が展示されています。

 


(画像:公式サイトから)

《大阪くらしの今昔館企画展「布のすがた-いまむかし」》
●日時=前期 10月23日(水)~12月8日(日)。 後期 12月11日(水)~2月2日(日)。
●開館時間=10:00~17:00まで。(入館は16:30まで)。毎週火曜日と、12月29日(日)~1月3日(金)は休館。
●場所=大阪くらしの今昔館企画展示室 住まい情報センタービル8階(大阪府大阪市北区天神橋6丁目4-20)。 
●出展者=石田元
     上田恭子
     梅崎瞳
     塩治清美
     小野山和代
     加賀城健
     河合芙幸
     酒井稚恵
     坂本大地
     髙橋亜希
     竹垣 惠子
     舘正明
     岸田めぐみ
     白石千穂
     巽美由紀
     濵久仁子

●アクセス=▽Osaka Metro堺筋線・谷町線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目」駅下車3番出口直結エレベーターで8階へ。
          ▽JR大阪環状線「天満」駅から北へ650メートル。
●入場料=500円(企画展のみ) 常設展+企画展 一般1000円(団体900円) 高・大生700円(団体600円)
※要学生証原本提示
※中学生以下、障がい者手帳・ミライロID等持参者(介護者1名含む)、大阪市内在住65歳以上は無料(要学生証原本提示)。
●主催=大阪市立住まいのミュージアム(大阪暮らしの今昔館)布のすがた実行委員会。
●後援=学校法人塚本学院 大阪芸術大学。
●協賛=塚本学院校友会、株式会社 田中直染料店。
●公式サイト=https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/exhibition_special/260001013
●問い合わせ=大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」 電話 06-6242-1170。


「地方の時代」映像祭入賞 放送学科から大坪さん、左海さんの2作品

2024-09-27 06:20:59 | 告知記事

 「地方の時代」映像祭2024年の入賞作品が、9月17日午後に発表され、大阪芸大放送学科から大坪千成さん制作の『身近に迫るため池水害 51人犠牲 鳥取池の教訓』と、左海一花さんの『母について』が入賞しました。11月9日(土)には、グランプリが決まります。<森下菜穂>

 
 (写真:「地方の時代」映像祭サイトから)

 「地方の時代」映像祭は、吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟が主催する地方文化を映し出した映像作品を対象としたコンクールです。放送局部門(参加144作品)、ケーブルテレビ部門(同58作品)、市民・学生・自治体部門(同80作品)、高校生(中学生)部門(同38作品)の4部門に分かれています。
 
 今回、市民・学生・自治体部門の80作品の中から、大阪芸大放送学科の2人が入賞。
 2024年アナウンスコース卒業の大坪千成さん制作の「身近に迫るため池水害 51人犠牲 鳥取池の教訓」は、地元でもほとんど忘れられていた、1952年(昭和27年)のため池決壊をテーマにしたドキュメンタリー。家族を失った女性の証言を丹念に取材し、全国有数のため池密集地の大阪府南部に潜む、「ため池水害」の危険性を指摘しました。作品が入賞したことを知って、大坪さんは、「あの労力が報われたと思えばありがたく、しかし何よりも取材に協力いただいた方々のおかげ。皆様に感謝、ただそれだけです。」とコメント。
  
 広告コース4年生の左海一花さん制作の「母について」は、自ら命を断とうとした母親へのインタビューから、精神疾患に悩む当事者に対して、家族や社会は何ができるのか、見る人に問いかける内容です。左海さんは、「やっと憧れの先輩に追いつけた!という喜びで胸いっぱいです。卒業までに成し遂げたかった事なので、4年生で目標を達成することが出来て本当にうれしいです。」とコメントしています。
 
 大坪さんは、この作品を通して、「私たちの暮らしのすぐ側に水害は潜んでいて、いつ襲ってくるか分からない。少しでも、ハザードマップを見てみようとか、避難所を確認しようとか、考えるようになってもらえたら報われます。」といいます。
 「うつ病や躁鬱という言葉は日常生活でよく見かけるようになりましたが、実態を知っている人はそれほど多くないのかもしれないと思った」、という左海さん。「精神疾患で悩む母の姿を長年見てきた家族の私ができること、支え方、向き合い方に着目し、取材を重ねました。この制作・作品を通じて、私たち家族がより良い方へ向かうことはもちろん、世の中で同じように苦しい思いをされている方とその周りの方の心の支えになれたら…。」とメッセージを寄せてくれました。
 
 11月9日(土)には、贈賞式が大阪府吹田市の関西大学 千里山キャンパス100周年記念会館で行われます。贈賞式では、優秀賞、選奨、奨励賞が決められます。
 
《「地方の時代」映像祭2024》
●日時=11月9日(土)。
●場所=関西大学 千里山キャンパス 第3学舎ソシオAV大ホール 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号[地図]。
●主催=吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟。
●「地方の時代」映像祭サイト=https://www.chihounojidai.jp/work/2023.html
●問い合わせ=電話 06-4256-8485。