福島応援プロジェクト茨城

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「茨城の春を楽しむツアー」 2012春企画報告

2012年06月21日 | イベント
福島応援プロジェクト茨城は茨城の春を楽しむ旅を計画しました。 
しかし今回は、参加呼びかけの期間が短かったことや、
福島市の学校の春休みの期間が短かったという事情で、
参加者が7名と少なめになってしまいました。
それでも実施を続けていこうということで、3月27日から3泊4日のツアーを開催しました。
人数は少なかったものの、青年の家の研修作法や対応を学んだことなど
有意義な旅になり、今後に活かすことができる新たな経験を得ることができました。


3月27日
(火) の午前9時30分福島駅西口で5人がバスに乗車。
10時半に郡山駅で2人が乗車。2年生が1人、3年生が1人、4年生が4人、
5年生が1人で全員男子という構成。
昨年より全体に年齢が高かったのと、落ち着いた感じの子供が多かったので、
バスの中は案外静かでした。

中央青年の家に到着すると、担当の富永先生がDVDを見せながらの館内ガイダンスをしてくださる。
その後施設内を探訪するための宝探しゲームのようなものをしてくださって、
子供達は一気に馴染んでいました。

荷物を部屋に収めると、早速バーベキュー場に移動して、準備を始めます。
多くのボランティアの方たちといっしょに、子供達も積極的に準備をして、
火を熾し始めました。最初に野菜から焼き始めましたが、好き嫌いもなく
旺盛な食欲を示していました。お肉や焼きそばでお腹がいっぱいになると、
そこら中を駆け回って、追いかけっこをしたりして遊んでいました。
暗くなってからみんなでキャンプファイヤー場に移動。
ここでも富永先生が、楽しいゲームや歌などで指導してくださって楽しい
時間を過ごし、お互いの距離はぐんと縮まりました。

28日は、朝出発前に、近所の国谷さんにお願いして、八朔のミカン畑で
ミカンを取らせてもらいました。車に分乗して、小野の朝日峠へ登る
遊歩道の入口につき、餅草(ヨモギ)をみんなで積みました。
その後、8歳から88歳までのメンバーで、朝日峠までハイキング登山。
展望台の公園で記念撮影をし、
「憩いの里」で昼食を済ませた後、
青年の家に戻りました。いよいよみんなで草餅作り。
出来上がった草餅はヨモギの香りが美味しくて
みんなおなか一杯食べました。
ヨーヨーパフォーマーの藤井さんが東京から来てくださり、国際的に
活躍するチャンピオンのすばらしい演技を見せていただきました。

29日、ふれあいの里に向かって青年の家のバスで出発。
荷物を置くと、迎えのバスで、ウェルネスパークに向かい、昼食をすませて
休憩をしてからプールに入る。たっぷり2時間以上泳いで堪能しました。
バスで送ってもらって、ふれあいの里に到着。みんなで夕食のバーベキューの準備。
普段経験のない「火起こし」が楽しい様子でしたし、野菜を切ったり洗ったり、準備も全員でしました。

30日、いよいよ最終日です。
朝ご飯の前に、ウサギ小屋で、ウサギやヤギに菜の花などの餌をあげたり、
ベゴニアガーデンの羊に会いにいったりしてお散歩を楽しみました。
帰りのバスに乗り込んで、土浦市の向上庵に伺いました。 
和尚さんから座禅の体験とお茶のお作法を習ったのですが、
みんな静かに座ることができたので、ちょっとビックリしました。
お昼は、近くの小町庵でそれぞれ好きなお蕎麦を食べました。 
駐車場でお世話になったボランティアの皆さんと別れて、一路福島に向かいました。

帰りのバスで、「1番印象に残ったこと、楽しかったこと」を報告して
もらったところ、プール、登山などが楽しかったという意見が多かったのですが、
青年の家の「2段ベッドが楽しかった」などという意外なものもありました。
病気になる子やのケガをするような子もなくて、
無事に福島に送り届けることができて、私たちは今回もホッとしています。

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