パージのドラマ版、シーズン2。全10話。
今回は、
強盗団のリーダー・ライアン。
医者のマーカス。
大学生のベン。
この4人を軸にパージが進みます。
まず一言言わせてもらうと、このシーズン2、鬼面白い。
急激に面白くなりすぎて感想書くの困るくらいw
これは俺が知ってるパージじゃないねw
ストーリーは一捻り二捻り、キャラも深掘りの濃密なドラマ。かといって重苦しくなく、テンポも良くてサクサク見れる。
なんだこれ? パージってもっとつまんない作品だっただろ!!w
褒めたいんだけど、なんかムカつくというか、素直に高評価したくない感じw
まぁ、負け惜しみを言ってもしゃーないんで書きますけどもw
前回同様ある年のパージの話ってのは同じなんですが、今回はパージの終了間際から翌年のパージ開始までの1年間を描くというストーリー。
今までパージを見てるファンからすると意外性があってびっくりした。この時点でかなり物語に惹き付けられる。
本来なら幕間というか本筋ではないはずなんですが、サスペンス要素が加わって退屈させないような工夫がされてました。
パージシリーズは「パージ」という制度自体が主役みたいなとこあったけど、この描き方によって登場人物の存在感が強調されて、パージという制度の異質さもより際立ったと思う。
それぞれの信念や生き方、行動を通して、人間がパージとどう向き合うかがよく描けていた。
特にマーカスとベンの話好き。
マーカスは知らず知らずの内に人に恨まれてしまう恐怖がリアリティあって良かった。
ベンは今まで普通の人間だったのに殺人に取り憑かれていく様がこれまたリアリティ。
シーズン1はこういうキャラがいなかったから、イマイチ盛り上がらかったんだと思う。
シーズン2は要所をしっかり抑えて、簡潔かつ見応えのある作品に仕上がってた。
残念ながらシーズン3は打ち切りになっちゃったらしいが。せっかく面白くなってきたのに惜しいことを。
もしかしたら打ち切りが決まってたからシーズン2に全力を注げたんかも分からんがw
この面白さは尋常じゃないし、そうじゃないと説明がつかんw
まぁ、パージごとにストーリーがいつも完結するし、打ち切りになった所でノーダメなのがこの作品の利点かな。
それに最終話には映画第一作の主人公・ジェームズが登場して映画本編に続きますよという、良い終わり方だった。
できればレオも出してくれたらもっと良かったのに。気付いてないだけでいたのかもしんないけどw
シーズン3ないのは悲しいが、パージ5に向けて弾みにはなったし万々歳かね。最新作楽しみや。
では、また。
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