スペクタクルなロック・オペラ

この前の休みに、かなり前にテレビで放送された“Tommy”という映画を観まして、これが意外とスペクタクルで面白かった！
1975年公開という古い作品で、全編にロックバンド「The Who（ザ・フー）」の音楽が流れるミュージカル。

昔から存在は知ってたんですが、なかなか観る機会がなかったんですよね～。
放送してくれた“NHK”にまずは拍手！です。

この作品、もともとはザ・フーの音楽アルバムだったのを映像化したもの。
ストーリー仕立てになったロック・オペラにも驚きですが、それを映像化したこの映画もなかなかの出来。

戦死したと思われていた父親がある日帰還すると、そこには奥さんと新しい恋人が。

慌てた恋人が父親を殺してしまう場面を目撃してしまった息子のトミーに、「君は何も見ていない」と言い含めた事がトラウマとなり、
トミーは視覚、聴覚、声を失ってしまいます。

大人になったトミーはピンボールのチャンピオンとなり、ある日突然覚醒し、病気が治って自由を取り戻すという物語。
なぜピンボール(ゲーセンにあるアレです)なのかはわかりませんが、ボクも大学生の頃結構ハマったので懐かしかった！

そんな難解なストーリーが音楽と歌だけで構成されていくんですが、観ているうちにどんどん引き込まれていく圧倒的なスピード感がたまりません！
今までミュージカル映画はあんまり観た事がなかったんだけど、素晴らしい作品もあるんだなーと今更ながら感じましたね。

という訳でYouTubeにアップされている映画の一部から、テーマ的に繰り返し流れる“See Me,Feel Me～Listening to You”を。
70年代のサイケデリックな雰囲気を味わいたい人にもおすすめですよ！

Shin

https://www.youtube.com/watch?v=QV_9pn7MGUo&feature=player_detailpage