「自分はどのくらい復活したのだろうか?」と言うよりは「どのくらい衰えたのだろうか?」の方が正しい表現かもしれない。今年は「ツールド美ヶ原」に参加してみようかと漠然と考えていたのだが、はたして足を着くことなく完走できるのだろうか?その疑問を解消するにはこの峠しかない「足柄峠」。
約11キロのコースだが見晴台の先は最大傾斜14%の激坂が続く。Ave10Kmで完走できれば1時間10分で峠に到達できる。この目標がクリアできなければ「ツールド美ヶ原」は諦めるか。その前に足を着くことなく登り切れるか?
スタートして暫くはゆっくり一定のペースを守りながら進む。地蔵堂のトンネルを通過したときに「これは1時間は切れないな」と確信する。見晴台までは心拍計だけを見てオーバーペースにならないようにするが、その先の激坂区間に突入すると急激に息が上がる。下を向かないように、フォームを崩さないようにそれだけを意識して万葉公園のピークを通過したとき時計を見るとまだ1時間経っていない。最後は全力でアタックして56分で峠に到達。決して速いとは言えないが今の自分には嬉しいタイムだ。
2年前の手術後ここまで走れるとは思っていなかった。執刀してくれたドクターには感謝しかない。今年のツールド美ヶ原は2時間切りを目指して頑張ってみますかね。
Dst:92.5km Ave:21.5km
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