朝比奈川の河津桜と菜の花。土手沿いに3Kmほど続いています。
先週は自転車に乗れなかったので2週間ぶりのラン。しかも今回はスレイプニルさんプレゼンツのプチMチックツアーだ。歳の差、脚力の差を考えると修行にならなければよいのだが...。ダメだったときは先に行ってもらうとして、マイペースで走るとしましょうか(笑)。
午前6時に二宮のコンビニ集合して箱根を目指す。国道1号線をサクサク走って三枚橋のコンビニで一休み。前回箱根の旧道を走った時は途中から雨が降り出したが、今回も雲がかかっていてもしかしたら...。
今日の激坂、箱根の旧道を走る。やっぱり雨か?。
フロントバックの上には、なんと雪。そうなんです。吹雪なんです。
「フロントバックに雪が積もるような走りではダメ!!」とKUROボンドさんに突っこまれそうだが、必死に漕いでも10Km以下のスピードしか出ない。只ひたすら甘酒茶屋を目指す。この段階でこのツーアーは「プチM」から「M」に格上げ。
甘酒茶屋の茅葺屋根には薄ら雪が積もっていた。
どのくらい寒いかというと、このくらい?寒いんです。
力餅と薬膳茶でゆっくり休憩します。因みに貸切でした(笑)。
よく判らないかもしれませんが暖簾の先には雪が舞ってます。お茶をすすりながら眺めているだけなら最高ですが...。
充分に温まって再スタート。雪も小降りになってきて何とかなりそうな空模様だ。お決まりの芦ノ湖ポイントで記念撮影をして箱根峠に向かう。
芦ノ湖まで来ると雪はやんでいたので一安心。の、はずだったのだが。
スレイプニルさんのバックから何かのキャップが顔を出している。帰りの電車のお楽しみ。
箱根峠はの気温は0度。寒さが実感できたでしょうか?。
箱根峠まで来れば後は沼津に向かって下るだけだ。下り始めるとすぐに顔面に何かが当たる。かなり痛い。何かと思ったら無数のみぞれが顔面を襲ってくる。ネックウォーマーをずりあげて対処するが露出している部分に激痛が走る。ジャージも足元から濡れてくると、風が当たる脛の部分の感覚がなくなってきて冷たいを通り越して痛い(泣)。手で脛を叩いて血流を促しながら下っていく。この段階でこのツーアーは「M」から「H」に格上げ。
三島で見つけた最初のコンビニで休憩。濡れた靴下などを履き替えていると三島のS木さんがスクーターで登場。スレイプニスさんの話だとS木さんは神出鬼没だとか。しばし談笑してからお別れし沼津の千本松原をめざす。
箱根とは打って変わって和やかな雰囲気の千本松原。
風も弱く堤防沿いを快調なペースで進んでいく。ここから先のルートはスレイプニルさんにお任せ。気持ちの良い海岸線のコースをポタリングしながら走る。といっても国道1号線は35Kmオーバーで鬼牽巡航されるが(汗)。
蒲原付近では、国道1号線バイパスの下の道を海を眺めながら走ります。
清水の街中を越えたあたりから、今日最大の難所「五郎十」に備えてペースダウン。補給も途絶えて万全な腹具合で臨んだ。無難に普通のロースカツを食べようと思っていたのだが、「初めての人は特大ロースカツを食べないと」と勧められ(ほぼ強制です)特大ロースカツを注文。久々のフードバトルなので自信がありません。
一見、普通の店構えだが、出すモノは異常なくらいデカい。
このデカさはヤバい!。見ただけでKOされそうです。
厚さは普通のロースカツの4倍はあると思われる。
ここまで食べたがあと1枚に箸が伸びない。
味噌汁、キャベツ、ご飯は完食したが、最後の一枚をかじったところでKO負け
これが15歳の年の差か...。峠のゴブリンはここに大食いバトルの引退宣言を致します。そしてこのツーアーは「H」から「変態」に確定。
フードバトルを終え店を出ると、地元の焼津のMさんとものぐさ太郎さんが出迎えてくれた。スレイプニルさんが連絡を取っていてくれたようだが、歓迎して頂いてなんだかとても嬉しい気分になった。ものぐさ太郎さんはこの後ですぐにお別れし焼津のMさんのガイドで地元の観光ポタに出かけた。
焼津のMさんを先頭に海岸線沿いに西風を正面から受けながらひたすら漕いで行く。観光ポタというよりは限りなく鬼牽きされているスピードで、胃袋がロースカツで満杯になっている状態と、ここまでで充分に脚を使ってしまっているので、途中で何度も千切られそうになってしまうが、「カツオの試食を予約してありますから」と目の前にニンジンをぶら下げられているので何が何でも付いていく(笑)。
やって来たのは26cmもあるジャンボたい焼きのお店。しかしまだ食べる気がしない。
続いて宇津ノ谷の明治のトンネルに案内してもらった。ここは東海道珍道中で訪れたことがある。
トンネルを通過して岡部宿大旅籠柏屋へ。
等身大のひな人形が展示してあった。ちょと不気味?。
裏庭には蔵がありガイドの人に勧められ明治の蔵を見学。
天井にものすごい大きな梁がありました。
因みに、入り口から最後まで付きっ切りでガイドをしてくれた係員がいたのですが、てっきり焼津のMさんのお知り合いと思っていたら全く知らない人だとか。どうもガイドも自転車海苔で自転車海苔が来ると専属ガイドをしてくれるそうです。
この後、ゴン中山の生家を車上見学しメインの朝比奈川の河津桜に向かいます。
桜がちょうど見ごろを迎えていました。
土手沿いのサイクリングロード脇に菜の花も咲いています。
焼津港に向かう途中でちょっと寄り道。洞爺湖サミットで振る舞われた「磯自慢」の酒蔵
焼津港でお待ちかねの試食です。一本釣りのカツオとトンボマグロ(びんちょうマグロ)どちらも最高に美味しい!
ラストは今日一番のお楽しみの反省会。地元のお魚が美味しいお店「かどや」で自転車談義で盛り上がります。
磯自慢を頂きながら美味しい魚を頂きます。
あん肝です。クリーミーで絶品です。
カツオのドンボフライ。部位としては心臓になるそうです。
静岡名物の黒はんぺん。イワシのすり身を使用しています。
お酒も入って盛り上がってきたのですが、そろそろ帰らねば...。
8時過ぎにお開きにして焼津駅まで三人で自転車を押しながら徒歩リング。
焼津のМさんには色々とお世話になりました。有難うございました。感謝感激です。ものぐさ太郎さんもお出迎え有難うございました。とても嬉しかったです。
さて、焼津駅で焼津のМさんとお別れした後、無事に帰れたかと申しますと...。
鈍行列車で帰ろうと切符を買って改札に向かったのですが、なんと鈍行では自宅まで帰れません。盛り上がりすぎてしまったか(汗)。仕方なく静岡駅から新幹線で帰ることになりました。しかも東京行きの最終列車でした。
で、新幹線の待ち時間にホームで反省会の反省会を開宴。
スレイプニルさんも私も終電ギリギリで最寄りの駅まで辿り着くことが出来ました。ヤベヤベ。
Dst:172.7Km Ave:23.7km Max:50.1km
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