痛い！秋山が一発退場！

アルビの今季初勝利を祈って迎えた第２節の清水エスパルス戦。今回のゲームはDAZNではなく、BS-NHKで見させていただきました。「元・水戸監督」Vs「元水戸ユース監督」の、ホーリホックダービーって感じで両チームの監督を紹介していました。風貌はまったく違いますけどね（笑）。先発メンバーは前節と大きくは変わらず、このメンバーでした。

谷口　元希
奥村　秋山　宮本　太田
橋本　稲村　舞行龍　奏哉
藤田

特筆すべきなのは、開幕戦ではベンチ入りもしなかったボランチの秋山が先発に名を連ねたことです。前節は「どうした？秋山は？」って心配していたので、この起用は嬉しかったですね。マリノス戦で星くんが足を痛めた感じだったし、秋山はアルビにとってどうしても必要なピースです。

ゲームへの入りは、前節同様にいい感じでした。アグレッシブなハイプレスや、相手の裏をねらったロングボールで、清水ゴールに迫ります。開始早々で立て続けにコーナーキックのチャンスを得た時に、決めておきたかったですね。セットプレーから決めきれないのは今季も課題か？

ゲームプランが壊れたのは、前半26分でした。秋山が乾への危険タックルで一発退場。アルビは10人で残り60分以上を戦わなくてはならなくなりました。それでも「すげーじゃんアルビ！」「数的不利を感じないぞ！」って、TVの前のボクらが感じるほどの勢いで、互角以上に戦っていたんですけどね。しだいに押し込まれるシーンが多くなり、前半のアディショナルタイムに失点（藤田、惜しかったけどね）。後半17分にも超絶ミドルを決められて、０−２の完封負けとなりました。

それにしても、前節のマリノス戦では宮本がPA内のファウルを犯し相手にPKを与えて引き分け、今節は秋山が一発退場で数的不利に陥り完封負け。彼ら２人だけを責めるつもりはもちろんありませんが、アルビの心臓である２人のボランチが立て続けに決定的なミスを犯したことに間違いはありません。しかも秋山は早速の出場停止。痛いなぁ。星くんもマリノス戦でケガをしたみたいだし。頼むよ！新井！

いつも饒舌な樹森監督も、さすがにゲーム後のインタビューでは言葉が少なめでしたね。「今回のゲームは忘れて、次へコンディションを整えたい…」とのことでした。

なんたって、次節のゲームは中３日の26日。３試合連続のまたまたアウェイ戦で、相手は今節にヴェルディをボコった鹿島です。清水から大阪に戻ってキャンプを続け、また鹿島に移動する強行日程です。選手の皆さんもスタッフも、早く新潟に帰りたいだろうなぁ。もちろん、雪の中で留守を守る家族の皆さんも待ち焦がれていることでしょう。どうか「勝ち点３」のお土産付きで新潟に帰還してほしいです。頑張れ！アルビレックス！