抑うつ病の症状には2種類。
精神症状
最初の抑うつ病の症状の1つ目は精神症状。
主に生じる症状は4つ。
1.精神の不安定
2.好奇心が弱くなる
3.考える力が鈍くなる
4.自信の喪失
まず、精神が不安定になる。
さっきまでは笑顔で喜んでいたのに、急に悲しい感情が沸き起こるような症状が表れる。
表情も不安定になるので、家族や親しい友人であれば、こうした精神の不安定さを感じとれる。
好奇心が弱くなる。
抑うつ病の症状が表れる前は、情熱を注げた趣味や仕事にもまるで関心が薄れてしまう。
好奇心が薄れているので、感情を表に出すのも少なくなる。
周囲の人から見ると、前より暗くなってしまって何を考えているかわからないと判断される場合もあるかも。
さらに、考える力が鈍く。
元々できていた事柄や仕事に対して、うまくできなくなる。
当人に失敗の原因を聞いても、考えられないと答えるときもある。
本人は考えたいと思っても、脳そのものが考える力を抑えるような症状が表れる。
最後に、自信の喪失。
通常の症状がない状態であれば、何事でもなかった事柄が気になる点が生じる。
過敏になってしまって自信が失われているゆえに、正常であれば考えない消極的な事柄も考えるようになるかも。
極度にひどくなると、自殺願望を話し始めるときも。
身体症状
抑うつ病の症状の2つ目は身体症状。
主に生じる症状は4つ。
1.食欲の変調
2.睡眠の変調
3.疲れ具合の変調
4.生殖機能の変調
まず、食欲の変調が現れる。
主に食欲が減退する場合が多く、面倒で食事をしないときも出てくる。
逆に食欲が増進し過ぎてしまい、過食状態になる場合も。
睡眠の変調も。
寝ようと思ってもほとんど眠れなかったり、眠っても疲れが取れなかったりする場合がある。
睡眠についても逆に寝過ぎてしまう場合も。
また長く睡眠時間を取っているのに、疲れが取れないなど







