回転に問題はないが興味が尽きない。
やはりSTEEZを開けてみたくなった。いったいどういう使い方をされたのか・どのようなグリスが充填されているのかを。
サイドカバーの開け締めは上部のつまみをスライドするだけ。SS-SVのダイヤル締めから大幅進化。
ネジは外側から見える。そして3本マイナス。シマノより合理的かも。
アルデバランMGLのOHは「2度目は近日中に来ないように」と祈るほど難儀なものだった。
シマノの先進性はよくもわるくも「ネジ隠しの美学」に酔いしれているのではないか 19バンキッシュ,16バンキッシュ,07メタマグなどなど,「どこから外すのか一見してわからない」のが「美学」であるかのように,92赤メタからの”あまりよくない伝統”かもしれない。
さて,そんなSTEEZは分解しやすい。難易度はSS-SVと同じ程度。つまりは「分解説明書」を参考に数回みる程度でよい。
ちなみに,ワッシャーの位置や向きを間違えると「ドラグが締まらない」とかの現象になりますが,さすがに数十回やってきたのでコツみたいなものはつかめています。
ピニオンギアの材質が真鍮ではなさそうだ。これは大きな進化なのかも。
ドライブギアの大型化などは目視で確認できないが,ドラグワッシャの複数枚構成などはダイワならでは。
結局,ベアリング以外は汚れていなかったが,ベアリング洗浄とグリスアップをメインに行った。
そして,買ったときと同じ巻き心地がなんなく復活。
ダイワ純正の「リチウムグリス」は非常に使い勝手よく,純正ならではの相性のよさがある。
これで1年は楽勝で使えるSTEEZが出来上がった。
でも,これでますますもう1台欲しくなってしまったヨ。