ま、いっか〜

大切な用事がある朝

腰が痛くて痛くて
なかなか起きられず

ぐずぐずしてたら
ギリギリになっちゃって

やっば〜！！！（汗）と
勢い良くチャリを漕ぎ出したら
300mも走らない内に

「ガッ！！ガチャガチャガチャ」

キンキラキ〜ン

そして急停止

・・・エッ？



嫌な予感は的中

キーホルダーの紐がチェーンに絡みつき

他の鍵たちは道路に散らばり

そしてチャリは当然の如く

進退不能となったのでした

「ど、どっひゃ〜〜〜！（大汗）」

自転車を乗り捨て

タクシーを拾うため
痛い腰をさすりながら大通りに向かって走り始めたら

な、なんと向こうから
ヨタヨタとタクシーが近づいてくるではありませんか！

天の助け、神様ありがとう！

ちょっとヨタヨタが気になるけど…

果たして乗り込んだタクシーの運ちゃんは

まさかのアラ7とおぼしきおばあちゃん！

行き先を告げると



「…え？…」





嫌な予感（たら〜〜〜…）


そして心ぽそげに

「私…わからないわ」




「出た！（冷や汗）」





「そ、それを使いましょうよ！それを！」

カーナビを指し

たどたどしい手つきで入力してもらうも

出ない！

なぜだ？正式名称ではないのか…？！（汗だく）

もう乗り換えてる余裕はない
この人に頑張ってもらうしかない！

「大丈夫、近くまで行けば分かるから！」

ビビるおばあちゃんを励ましながら

口ナビで何とか到着

遅刻も免れまひた

けど…

ドッと疲れたよ


いくつになっても
こんなことばっかだな

ワタワタバタバタ
大汗かいて
進歩しないよねおいら…



次の日ハサミとヤットコ持って
自転車を救済に行きました

道具を両手に引っ張ったりちょん切ったり…
しばし格闘の末
無事救出

タクシー代だけで済んで良かった
にゃ…

仕事後のビールも美味かったしね♪