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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

多摩川の河道に積み重ねられたストリー 「洪水監視の旗本」大田南畝210910。

2021年09月10日 09時18分35秒 | 記録
210910 あばれ多摩川発見紀行

 1)吉宗から家斉 時代の多摩川のようすを紀行文にした『調布日記』の著者。
 2)60歳の時、幕命で4ヶ月、多摩川の治水状況を見て歩く。
 3)多摩川は76年間に21回もの大洪水に見舞われ、幼児や女たちまでが復旧工事に動員された。
 4)多摩川洪水被害の大きさはもとより、当時の多摩川ぞいに生きる詳細を記す。
 5)多摩川の両岸には同じ地名がいくつもある。
  布田
  等々力 大洪水で流路を変えた多摩川が村を分断
  瀬田
 6)16世紀末に起こった大洪水=多摩川は現在に近い流路になった
 https://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/tama/use/panph/kyusan/index.htm 「あばれ多摩川発見紀行」210910 am8:00

 「大田南畝は、多摩川の水害監視などにあたった旗本」(西山松之助・竹内誠著『江戸三百年 江戸っ子の生態』 講談社 1975年12月 71p)に記載の一節に触発される。
 それまでの「狂句・戯作作家」とは異なる一面を示す。

 多摩川沿いの散歩の一助に、散歩が有意味をもつストリーではないだろうか。
西山・竹内著は「(南畝が)彼の遊歴に、取引きの札差が関与している例がある」と紹介するのであるが(同 71p).

 多摩川の河道に積み重ねられたストリー 「洪水監視の旗本」大田南畝210910。
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