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今日的には十勝かも、しかし釧路に開設 日本銀行営業網で南千島をカバー220317

2022年03月17日 19時58分08秒 | 時代
今日的には十勝かも、しかし釧路に開設 日本銀行営業網で南千島をカバー220317

紗那(択捉島)派出所。根室事務所管下の川上(現 標茶)派出所に釧路派出所。
明治26年のこと、日本銀行はどうも本店直属の根室事務所、その派出所に3カ所を選び、もっとも東方は千島国紗那郡(択捉島)に開設であった。
もちろん独立した事務所はなく根室と釧路では民間銀行支店、川上と紗那は戸長役場などの庁舎に同居していたようだ。明治31年まで5年間存続。

他方の考え方は本店直属はありえず、当時、道内唯一の支店、小樽支店管下の事務所。そうする味方も成立する。そこのところ、照会中である。
根室は明治15ー19年に根室県庁所在地。釧路国川上郡は北海道集治監釧路分館が設けられ、官金需要に応じた営業網ではなかったか。
債権販売と言っても、マーケットが小さく換金可能であったとは思えない。明治29年に川湯・硫黄山での硫黄原鉱採掘が終了し、標茶にあった精錬所も閉鎖。

恐らくこの点が引き金となって、明治31年には一度、撤退するモノと推量される。そういうことでは、ないだろうか。
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