pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

海は森に育てられる 日枝神社=大山咋神  おおやまくいのかみ 信仰211216.

2021年12月20日 08時44分24秒 | 旅紀行
 海は森に育てられる 日枝神社=大山咋神  おおやまくいのかみ 信仰211216.

 日枝神社の信仰。
 各地で継承されているが。京都・松尾神社、赤坂・山王日枝神社、越後国次第浜・山王森史跡公園、釧路市川上町・日枝神社。
 辞典に申す。「日本神話に登場する神」「神が依り憑く棒を神格化した神、山頂の境界となる棒を神格化した神ともいわれる」と。
 ほかに大津市・日枝神社。

 越後国次第浜
 新潟県北蒲原郡聖籠町の一字。その次第浜1558番2号に「日枝神社」が所在。ご祭神は「大山咋神  おおやまくいのかみ」と。
 近江国大津にしても、山城国松尾大社にしても、比叡山をみあげる位置にある。松尾大社所在地=京都市西京区嵐山宮ノ前町。

 森里海連環学。
 日枝神社の信仰。それを調べて、森里海連環学なる学問を想起している。
 釧路沖4-5里の海況を開拓した越後国衆。目に見えない形で150年の漁業を支えてきた、森ー湿原ー釧路川ー古釧路川と日本海溝の接点。
 
 釧路の海を水槽にたとえて。
 寸足らずだった、和金の8尾。残った一尾は実に巨大化。大きく成長しようと金魚も漁業者も懸命に資源を採取。
 食べるほどに排泄物を産する。水槽も放置すれば金魚自体は、食べた餌の排泄物と酸素不足で「窒息死」の循環。
 しかし、健在。自身を超えたヒト=神が手をくわえ、循環浄化装置が水を循環させて酸素を届ける。

 広い釧路海況も、地球規模で申すと金魚の水槽。
 ヒトの世話ならぬ、日枝神社の神の手が釧路の海の浄化をすすめ、膨大な資源をはぐくむ。
 金魚=次第浜の肥大化とともに、実は地球環境の悪化、地球温暖化、赤潮の発生&新型コロナウイルスの感染に当面。

 そういうことでは、ないだろうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 禁制の地でキリスト教の継承... | トップ | 頂戴していた煎茶と最中で実... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅紀行」カテゴリの最新記事