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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

放浪の俳人 仲畑貴志著「種田山頭火」

2015年04月23日 08時00分55秒 | 書評


 放浪の俳人
 仲畑貴志著「種田山頭火」 不定形句が定評か.

 型にはまらない、思想が洒脱.
 そうした趣があるものか、サブタイトルも「かっこ悪いが憎めない 放浪の俳人の旅と人生と孤独」と、表現.
 これまで承知することがなかった.本書でその実像を知る.

 著者は広告映像の世界で活躍.
 「目のつけどころがシャープ」と、評価が高いそうで.

 冒頭にある、引用句.
 「歩かない日はさみしい、呑まない日はさみしい、創らない日はさみしい、ひとりであることはさみしいけれど、ひとりで歩き.ひとりで飲み、ひとりで作ってゐることはさみしくない」.
 記載しておこう.(『NHK知るを楽しむ 私のこだわり人物伝』 日本放送出版協会 2006年12月).
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