大相撲五月場所が始まった。 初日は久しぶりに揃った三役、大関、横綱と上位陣は順調だっだ、これから15日間面白くなりそうで、楽しみだ。 しかしここで前に書いたゴッホの記事に物言いがついた。 確認のため協議をしなければならない。
ゴッホの「赤キャベツとオニオン」が「赤キャベツとガーリック」に変更された件で、又新たに別の意見が出てきた。 この絵には、実はよく見ると赤キャベツとオニオンとガーリックが描かれている。 別に注意して見なくても唯見ているだけでも3種類の野菜が描かれているのが分かる。
どうも一番手前にあるガーリックがタマネギと考えられていた事から発した出来事だが、一番奥に描かれた赤キャベツと一番前にあるガーリックの間にちゃんとタマネギがあります。 これは我が家の料理好きが言い出したことで、言われるまで気が付きませんでした。
私としては、このゴッホの絵を見るのは初めてで、強い印象を受けたのが彼の赤キャベツの描き方でした。 普通の人はキャベツの紫がかった独特の赤い色と、葉っぱがギュウギュウにキャベツの形に押し込まれた曲線の面白さに目が行くと思うのですが、ゴッホはかなり強い直線を使って赤キャベツを表現しているなと感じたことでした。
話をこの画の名前に戻りましょう、元々は「赤キャベツとオニオン」だったそうです。 誰が此の画の名前をつけたのかアイチャンに聞いてみた。 多分ゴッホ美術館の学芸員達がつけたのだろうという答えだった。 ヴィンセントが兄テオに送った手紙のなかで、「赤キャベツとオニオン」という言葉は出てくるそうだけれど、それが正式に付けられた名前ではないと言う。
いずれにせよ、名前の機能自体がそのものの認識や分類ができれば、まずはなんでもかまわない訳で、無いと困るが名前自体の意味合いは、それ程重要では無いのかもしれない。 しかしゲドが言うように正しい名前を知らないと困る事になる。