今年も後わずか、でも何故か余り年の瀬、年末感が無い。 最近は毎日が休日タイプであるからかもしれない。 今日は予報どうり朝から強い雨と風で、金曜日恒例の食料買い出しは中止にした。 一昨日も同様にかなりの雨が降った。今年の雨季は水不足のカリフォルニアには、悪くない滑り出しのようだ。
今回のストームは強風波浪注意報がでて、サンタローザのローカル新聞にも写真入りで打ち寄せる高い波の報道があった。 南カリフォルニアでは、高潮と重なる強風で海岸近くの家が浸水したとの報道も見た。
昨日は土地鑑定人のトムが午後に来ることになっていて天気を気にしていたが、丁度彼の来たときは雲の隙間から光も差し込んでいて運が良かった。 そして査定が終わって彼が帰った後直ぐにポツポツと雨が降り始めたので、まったくタイミグは良かった。
サンタローザのコミュニティ・ファースト・クレディット・ユニオンでローンオフィサーをしているホーリーの依頼で、ユカイヤにあるメンドシノ・アプレイザースのトムが送られて来た訳だ。 ローンの審査の一環でほゞ最後の決められた手続きの完了の為にやってきたトムは、電話で話した声や喋り方から想像していた人物像とは違ってほゞ同年代の紳士だった。
お父さんが学校の校長先生で退職後はジャズミュージシャンとしてサンフランシスコ・ベイエリアで活躍していたと言うトムはマリン・カウンティの出身で年齢もほぼ同じなので、仕事が終わったあと、家の中で世間話をしていた。
滅多に来客などない我が家なので丁度仕上がっていた最新作をリビングルームに飾っていたので、見せて感想を聞いてみた。 何か最初にぼそぼそっと感想らしきことを言っていたようだが、何を言っているのか聞き取れなかった。 大抵の人の感想はそんなものであるから、聞き流していたら次に言った言葉で笑ってしまった。
お馴染みのジャズ絵で、2023年度最後の作品で最新作でもあるし、自分でも気に入っていたので、何という感想を聞けるか興味があった。 しかしなんと彼は、カラーブラインドなのだそうだ。色盲の方に色彩感覚の強い美術作品を見せて感想を聞いても笑い話にしかならないだろう。
今回の最新作は、ネイルアートの色や技法を試したもので興味深い。 今までとは違った意識で制作に臨んでいるので、今後が期待できそうだ。
兎に角、今年ももうわずか、余り年末意識はないけれど、一応一年の区切りの日が近づいている。 かといって特別変わったことがあるわけでもないので、何時ものようにのんびりと過ごす年の瀬だろう。
Stay dry and keep warm
Happy Holidays