こんなふうにいうととても善人ぶってるように聞こえるかもしれないけれど、私は陰口を言ったりすることはないタイプだと、自分では思っている。でも、本音はズバズバ言うし、毒舌家のところもあるので、人をボロクソに言うこともある。ただ、陰でコソコソ言わず、堂々と言えばそれは陰口ではないと思っているからいいんだ!(笑)
私の感覚からすると、爆笑問題の太田さんとか、ビートたけしさんなどは、口にしている言葉はきつくても、全然いやな感じはしない。毒舌家と言われている人の方が、意外と純粋な心を持っている人が多い気がする。
逆に、表面的にはいい人を演じていながらも、陰に回ると人の悪口を言ったりする人は本当にいやだなぁ。でも、先日たまたまそういう人に遭遇する機会があった時に、私は不思議な感覚を覚えた。それはその人のことを嫌だなぁと思うのではなく、かといって同調するでもなく、巻き込まれるでもなく、一瞬にして別次元にいるような、不思議な距離を置くことができた。
極端な表現を使うと、私は雲の上に乗って、下界にいるその人をぼんやり見ているような感じ。
実を言うとこの感覚は似たような場面で時々訪れる。ネガティブな人や状況に遭遇するたび、この感覚が呼び起こせたら、どんなに素晴らしいだろうと思っているけれど、できる時とできない時がある。この感覚はうまく使いこなせるようになると、生きていく上でかなり価値あるもののような気がしているので、実は今密かに、訓練中(笑)