心の風水、今回は厄落とし編を考えてみたいと思います。
これを環境に置き換え、厄を落とす場所とすると、「トイレ」と「浴室」ということになると思います。
ただ、「心のトイレ編」というのはどうも印象が悪いので、「心の厄落とし編」としました。
環境風水では、厄を落とす場所であるトイレや浴室、洗面所などは、特に掃除を徹底させ、衛生的に保つことを唱えています。誰の心の中にも、多かれ少なかれ、ネガティブな想いや不安、未練のような老廃物は必ずありますよね。
感情を持つ人間である以上、ネガティブな想いを抱いてしまうことは仕方ないことですが、それをいつまでも心の中にとどめておくことは、環境風水で言うところの、トイレや浴室の汚れを放置している状態と同じようなものだと思うのです。
汚れというのは放置しておけば、さらに汚くなっていくものですから、イライラの感情や取り越し苦労の不安、人に対する憎しみの念など、心の汚れも放置しておくと、どんどん肥大化してしまう危険性は高いでしょう。
心の汚れをお掃除するためには、瞑想をしたり、癒しの音楽を聴いたり、心を許せる人に話を聞いてもらったり、自然に触れたり、旅に出たりetc…。
ちょっと考えてみただけでも、たくさんありそうです。また、ネガティブな感情は紙に書き出すなどして、いったん言語化し、客観視してみることも、心のお掃除には大変役立つものです。
いずれにせよ、心の汚れを見つけたら、マメにお掃除していくことで、心はわりとクリーンで軽い状態を保てるのではないかな、と考えています。
ただ、世俗に生きる人間である以上に、完全に心をクリーンな状態に保つのはまず不可能!
それはそれでよしとして、せめて、心の汚れをゆきだるま式に肥大させたり、長年に渡りくすぶらせたりしなければ、大合格!という甘い判断でいいと思うのです。
先日、何気なく写した雲の写真ですが、よく見ると、ちょっとサソリっぽいかも。中心に胴体があり、左右にハサミを持っているように見えませんかぁ
これを私は勝手に「さそり雲」と認定!