居酒屋チェーン「和民」をはじめとする、数々のビジネスを成功させている、ワタミの渡邉美樹氏からは学ぶべきところが多いな、と思い注目している。この人は私の信じる成功法則や、開運法則にすべて沿っていると思えるからだ。
日経ビジネスAssocieの増刊号に、渡邉氏のワークライフバランスが示されていたのだけれど、「仕事」「家族・友人」「余暇、趣味」「自己成長」「健康(精神面含)」においてすべてバランスよく力が注がれていた。ワタミはカンボジアに学校を設立するなどの、ボランティア活動にも貢献しているらしい。
仕事をする上で一番大切なことは「情熱を持って仕事をし、その仕事を通し社会と関わり、貢献していくという使命感」だと。そういえば、安定した成功を収めている人はみんな同じようなことを言っている。単にお金を稼ぐための手段としてだけ仕事を考えている人だと、そこそこまでしか発展は望めない気がする。
渡邉氏は別荘のある屋久島での山登りを、健康法を兼ねた楽しみにしているとのことで、通常だと8~10時間はかかる険しい山を、3時間弱で登り下りするらしい。渡邉氏からは、社長にありがちな妙な威圧感や、野望を感じさせる品のないギラギラ感?は感じられない。
ワタミの社長に限らず、私はビジネスできちんと成功し発展している人にこそ、注目する価値があると思うようになってきた。というのも、ビジネスを続けていくためには、地に足を着けた考え方は当然必要であり、成功していくためには、それプラス精神性を高めていくことも絶対に必要だと思うからだ。そんな意味でも、ビジネスで成功している人の中には、地上(現実)の知恵と天(スピリチュアル)の知恵両方をバランスよく得ている人がかなり存在していると思えるからだ。
占いなどをやっている人の中には、神秘的な世界にどっぷり浸っているために、現実世界の感覚が薄れている人もけっこういる。それはそれで存在価値はあるのかもしれないけれど、私は、天と地どちらかに偏ることなく、常に双方からのパワーを受けられるよう、ニュートラルな位置に身を置きたいと意識している。