還暦を過ぎ、ここ数年の間に両親の看取りも終えました。
これからなにか大きなことを成し遂げようとか、新たなことにチャレンジしようなどという気持ちは、年齢によるものか、今の私にはありません。
あ。こんなことをいきなり語っていると、もはや抜け殻人間のように思われるかもしれませんが、そうではないです。
生きる目的は人それぞれなのでしょう。
そもそも世の中、目的意識を持って生きている人なんて、少ないのかもしれません。
生きる意味などわからないし、そんなことなんて考えたこともない。
・・という人も多いことでしょう。
人はいつかは必ず死んでしまうのに、なぜ生まれてくるのか?
人類永遠のテーマではないでしょうか。
生物学的❔に考えれば、生き物として進化させるために、何代にもわたって生と死を繰り返すことは必要なのだろうとは思いますが。
生物を進化させる目的のためだけに生まれてくると考えるのは、使い捨て人間のようで、なんとなく虚しいです。
子孫を残さなかった私のような人間は、単なる役立たずということになってしまうではありませんか。
今の私にとって一番納得できる考え方はこんな感じです。
人は、その人にしかできない経験を重ねていくことによって、精神的に成長(進化)していく目的を持って生まれてくるのではないかなと。
そしてその進化した精神性は、この宇宙のどこかの次元(私は霊界だと思っている)に消え去ることなくとどまることができ、未来世代の人達の精神的進化に貢献することができる。。
・・といったようなことをイメージしています。
肉体の成長には年齢制限があると思うけれど、精神的な成長に、年齢制限はないと感じます。
なので今の私にとって生きる意味は、昨日より今日、今日より明日の自分をほんの少しでも精神的に成長させること。
自分の心が変わることで、世の中の見え方が変わってくるといった、不思議な魔法のような現象を命ある限りできるだけたくさん発見しておきたい。
そして、その体験した得られた記憶をあの世に持ち帰り、それを活かせる研究や活動を(あの世で)していきたいと本気で考え、今をわくわく生きている自分は、一般的に見るとかなり変わっているんだろうな~、という自覚はあります(;^ω^)