めざめていても夢はみる

ぼくはいつまでもさまよいつづける、
夜が明けても醒めない夢のなかを…

どこにでもある架空の街(再)

2019-03-18 21:48:33 | ちょっとしたおはなし
どこにでもあるような架空の街を、ぼくは歩いている。 どこにでもある架空の街だけあって、眼に入るものすべてがどこにでもあるようなものばかり。 ありきたりな架空は、現実よりもつまらない。 やがてぼくは目的地に着く。 街はずれのだだっ広い空き地…大型商業施設の建設予定地に。 この地下にモンブランをつくっていると見せかけて、金属製の物差しを竹製につくり直している工場がある、というウワサを聞きつけ、その真 . . . 本文を読む
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