商店街の街路灯にはフラッグや枝飾りをつけるフックやバーが
ついています。四季折々のアイテムを飾り、地域に潤いや
メッセージを伝えるためだと思っています。
友人の町の街路灯には今年の正月まで「繭玉」と呼ばれる
枝に白やピンクの玉がついた縁起物の枝飾りをつけていたそうです。
来年は初めて街路灯にフラッグをつけるそうですが、
図柄を相談されて・・・正月、獅子舞、迎春、賀正に etc
獅子舞ならシーサーでもいいか?
ってぇ話になって文字やバックの色は旗屋のオジサンとも
相談のうえ決めるとなりまして、シーサーを描いた僕にも
記念にフラッグをくれるそうです。
クリスマス直前に決めて正月に間に合わせるなんて
荒業を使うなんて信じられませんが彼らしくもあります。
「ところで Tシャツにあった『by JUN』を入れなくてもイイカ?」
と言われて勿論OKです。あれは僕の「冗談」で入れたイヤミ
なんですから抜いてけっこうなんです。
シーサーは僕を離れて二人歩きを始めたようで僕はとても
嬉しくなりました。
シーサーの雌は鬼子母神の強さと優しさを持っている。
その強さは族やレディース以上?命も惜しまぬ無敵の強さ。(笑
でもね、子供には優しく、一緒に遊び、子供が大好きなんです。
彼女と並んだ雄は呑気にデレデレしてるだけですが・・・
でもきっと町に邪気を寄付けず、町の人を守ってくれると
信じています。皐月、五月の空の下、ときめく風に吹かれて
わいたシーサーのイメージが絵となり旗になって再登場する
なんて思ってもみませんでした。
盛夏にも新春にも友の暮す町を護るシーサー
僕はとても嬉しくてただ感謝するだけです。