プチ・ラパンのSlow days            

手作りパンとお菓子の教室プチ・ラパンのブログです
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出来立ての美味しさをご一緒に

*感謝を込めて・・・

2013年12月06日 | ひとりごと
今日も幸せ いいお天気

昨日はやっとインフルエンザの予防接種を済ませました。

去年は年末に大変でしたからね 。

今日こそは色々片付けしようと思っていたのに・・・

レシピ整理とかも、モロモロ ・・・

でも、 結局出来ずもう夕方

うちにはブラックホールがありますので、しょっちゅう探し物していて

でもふと思いました。

これはきっと私の頭の中がブラックホールなんだ・・・







気を取り直して、明日の朝食べるパン焼きをしながら、うちの子達とおしゃべりタイム






この子達です。

綺麗に咲いてくれています 。








この子達を買った時、隣にいたおばさん達が話していました。

『綺麗だね~ 』

『 綺麗だけどね。いらないものだしね~ 。』

『そうだね~。なくても困らないものね~ 。』





そうか~。普通の人にはいらない物に入ってしまうんだ・・・

私にはムリだな・・・この子達のいない毎日は。

自分のおやつを減らしてでも連れて帰ってしまいます。







子供の頃からお花が沢山咲く庭で育ったので、お花達のいない生活は考えられないのです。

お花達が元気な時は自分も元気な証拠 。







鬱状態の時は、庭のお花達もほとんど枯れてしまいました。

自分の事も出来ないのに、とてもお花までは面倒を見る事が出来ませんでした。






私の父も母が倒れてからは庭仕事出来る状態ではなかったのでしょう。

そして父も肺ガンで次の年に他界しました。

家に帰った時、ここはどこですか?と言わんばかりの草ぼうぼうの庭・・・

私はそれまで、自分の家の庭が雑草で覆われている所を生まれてからみた事がありませんでした・・・

いつも、父や母が丁寧に雑草を抜いていたので、いつも綺麗だったのです。






ショックでした・・・

家主を失った庭はこんなになってしまうのか・・・

お花が大好きだった父、家にいる時は本当に朝早くから庭仕事をしていました。

一緒に菊祭りに行ったり、お花見に行ったり、朝顔も好きで家中に紐をはって、綺麗に咲かせていました。

初めての妊娠で里帰りした時、お腹が重くてまだ外が薄暗い中目が覚めてしまって音のする外に出ると父が朝顔を眺めていました。

父が言いました。

『 朝顔は開く時に ぽんっ て開くんだぞ。』

『え、そうなの

と、じ~と二人でいつまでも時間が止まったように朝顔を眺めていました。

あまり多くをしゃべらない父、でも話す時はちょっとおかしな事も言って笑わせてくれた父。

私は朝顔が開くのを待ちながら、こうやって一緒に時を過ごした事が思い出になるのだなぁ、としみじみ思っていました。







時間というものは二度と戻る事が出来なくて、


だからこそ、その時を出来る限り精一杯生きる・・・


私は今こうして綺麗な花達を見る事が出来る事


手は時々痛いし疲れやすいですが、優しい生徒さん達に囲まれてパン教室が出来る事


本当に日々感謝して生きています。






いつも笑ってるので、『 悩みなんてないでしょう 』な~んて言われます


そんな事はないのですが、同じ人生なら笑って過ごしていたい・・・


笑う門には福来る


きっと、天国のみんなも私がやっと笑って過ごせるようになった事を心から喜んでくれているはず・・・


私に元気をくれたすべての人に恩返しがしたいです。


私は自分の為に頑張るより、人の為に頑張る方が力が出るみたいです







生徒の皆さんがパンやお菓子作りをする事で、

私のように元気をもらって幸せに過ごせるように


そして、お母さんの作った愛情こもったパンやお菓子を食べて

ご家族にも幸せの輪が広がるように


心を込めてお教えしたいと思っています


これからもみんなの笑顔を見る為に頑張るぞ~