NORTHBOUND EXPRESS

鉄道好きサラリーマンの◆不定期運転臨時急行◆(全自由席)  

続・16番 新製配置

2016年01月08日 | 16番(HO)ゲージ
HOゲージ新製配置顛末の続きですが、ほとんど管理人の半生記みたいな内容で申し訳ございません。真打登場まで今しばらくお待ちください・・(汗)

さて、中学生になり、アメリカかぶれが高じて米軍機マニアに転身してしまった小職・・興味の対象は鉄道から飛行機に変われど、やっぱり「模型」は好きなんです。もう勉強そっちのけで夜中までひたすら軍用機のプラモや、基地の駐機場のジオラマなんかを作りまくります。部屋に換気扇もなかったので多分、ラッカーパテと薄め液の匂いで半分ラリってるような状態でしたw 今とあんま変わらんがな・・塗装もグンゼから出ていたボンベ式の「ミスタープロスプレー」から簡易コンプレッサー付きのタミヤスプレーワークにステップアップ。
迷彩色を吹くのもそこそこ上手になり、周囲にエアブラシ塗装まで手を染める人間がいなかったことから模型好きの同級生からも
「俺のトムキャット作ってくれ 頼む・・」
        
            とか

「友達からファントム預かってるからベトナム迷彩に塗ってくれ 頼む・・」

みたいな具合に会ったこともない友達の友達からまで依頼がくるようになっていました。
また話が逸れましたが、仕掛りのプラモを完成させ、さて次は何を作るかなと地元、元住吉の商店街にあったおもちゃ屋「マミー」へプラモの物色に行きますが、ここでまたターニングのきっかけとなる逸品に出会います。「359レイアウトinカラー」という鉄道模型趣味の別冊がレジ後ろの書棚にあるのが目にとまります。

鉄道そのものからだいぶ気持ちは離れてはおりましたが、全く興味がなくなっていたわけではなく、やはり線路や地面の造作は好きで、当時、同級生と横浜そごうの模型売場にあった外国型HOの大型レイアウトを何回も見に行ったり、
拝島駅構内から横田基地に入る燃料輸送専用線の線路を歩きながら独特の雰囲気に酔い痴れたり、小学生時にレイアウト製作を途中挫折していたこともあったのでいつかは本格的なものに再チャレンジしてみたいという漠然とした思いもありました。店員のお兄さんに件の本を見せてもらうと、70~80年代初頭のレイアウトコンペ受賞作品の写真集といった内容で、時代柄といいますか、個人的に好きなテイストなんですが、和洋折衷のストラクチャーが並んだレイアウトに国鉄列車が走る・・みたいな情景に久々にテツ心がときめいてしまい
 「あっ、これも入れてください・・」

約3年ほど続いた軍用機熱ですが、この本の影響か、それとも東西冷戦終結の影響かはわかりませんが、急激に冷めていくこととなります。

ラッカー中毒による後遺症が心配されましたが、無事に高校進学、ここでとうとう鉄道趣味へカァ~ムバァ~ック・・・といきたいところですが、当時はオタクキャラの宅八郎氏がメディアで大活躍、また、世間に大きな衝撃を与えた事件の影響などもあり、崇高な鉄道趣味もオタク系であると一括りにされ、白い目でみられてしまうような時代・・ていうか、やはり小職も年頃だし「鉄道は好きだが彼女も欲しい」。ということで今度は盗んだバイクにお熱を上げてしまい、せっかく戻りかけた鉄道模型への興味も長い長いブランクに突入してしまいます・・

   もう少し続きます・・すいません。。



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