写真:電波技術9月号増刊
本棚から昔の本を引っ張り出してみました。
なんと昭和36年発行です!
私も紅顔の美少年のころでしたねぇ~。(*^_^*)
いま「9R59:真空管式受信機」の再生に取り組んでいる所なので一寸調べたい事が有ったのです。
これは配線図などの他に題名通りシャシーの裏から見た配線や部品の接続がイラストで描かれているので、我々のような始めたばっかりの電波少年には有りがたいバイブル的存在だったのです。(^_^)v
写真:9R59の記事
これが「9R59」です。
当時はこのようなメーカー製の受信機はまだ高価で子供たちには高嶺の花で手が出なかったのでした。
私はもっぱら家庭用の「5球スーパー」を改造したり付加装置を接続して楽しんでいたのです。
写真:2E26終段50MC送信機
これは私の思い出の送信機です。
この記事を参照しながら四苦八苦して作り上げたことを思い出します。
今では50Mhzなんて短波帯と同じように簡単に作れますが、当時は「VHFの登竜門」だったのです!
50MCを作れると先輩からやっと「まあまあになったな」と言われるのでした。
当時のVHFは凄かったんです!(*^^)v
なにせろくな測定器もありませんでしたから、いま発振しているのは本当に50MCなのか? …なんて事からだったのでした。
でも親しくさせて頂いたOM(大先輩)の助力もあって、何とか完成させたのを思い出します。
このRIG(機械)は既に有りませんが(新たな上級の機械を作るのでスクラップアンドビルドと言う所です)、終段の真空管:2E26は未だに私のジャンクボックスの中に入っています。
ヤンガーステージまではトランジスターでも良いけど、終段はこの真空管でやってみたく思う今日この頃なのでしたぁ~!(^^♪
紅顔の美少年だった、若かりし日のパパさんの愛読書でしたか。
こんな難しい本を読んでいたんですか。
私にはチンプンカンプンで…^^;
機械好きにはたまらない一冊だったんでしょうね。
その頃から文系の私だったのですが「無線」だけは理系なのにはまりました。
行った事もない国の見も知らぬ人とお話が出来る!
ものすごい魅力でした…。
半世紀近く過ぎた今でも、細々とですが続けているのです。
無人島などに期日限定で特別チームを組んでアマチュア無線局を開いてくれる事などがあると、次はいつの事になるか判らないので必死になって交信を求めたりしています。(*^^)v