前回投稿で告知しておりました通り今回は熱成型タイプのインナーを熱成型作業する必要性を説明しましょう♪
ちなみにインラインスケートだけではなくスキーブーツも同じくです。
今回は安床武士にカスタムインソールとインナー成型した際に撮った画像です。
写真の並びがバラバラなので分かりにくいかもしれませんがお許しください。
インナー画像には「新品未使用・未成型」「新品成型後」「成型後使用約1.5年」とありますので比較して下さい。
「新品未使用・未成型インナー」はインナー形状ではありますが足の形とはいえないことがわかりますね、凹凸がなく表面がツルッとしている感じですね。
未成型なのでモチロンですが(笑)
それに対し「新品成型後インナー」は足形状やブーツ形状になっていることが分かります。
特にカカト!カカト形状がしっかりと取れていることが分かります!これが大事!ここが大切!
カカト形状がとれていることでカカトの収まりが良くなり、滑走中のカカト浮きなどが抑えられます。
またカカトの収まりが良くなることでサイズ感が良くなります。
カカトが収まっていないと足全体が前に位置してしまいます。
すると爪先が痛くなったり小指や親指の付け根が痛くなったりすることがあります。
インナー成型することでブーツ内での足の位置が良くなりそんなトラブルを回避できる可能性が高くる!ということです。
他にも踝(くるぶし)や骨のでっぱりなどの痛みやトラブルが少なくなる可能性も高いですよ!
足入れもスムーズになりますね。
成型していないブーツだと押し込む感じで履くことが多いのですが成型したインナーだとスッと足が入るようになったという方も多いですよ。
つまりインナー成型するとフィット感が良くなりブーツ内での足位置が良くなるということが多くのメリットになるということですね。
またカスタムインソールを入れることでさらにフィット感が良くなり大きなメリットが期待できますよ!
※熱成型インナーは本体の成型はできますが足裏は成型できません。足裏をカスタムインソールにすることでインナーが完全に「足」になるということです!
「成型後使用1.5年インナー」は「新品成型後インナー」に比べてカカトの形状やインナー形状が少しボヤけています。
インラインスケートでもスキーブーツでも使用するとインナーは必ずヘタります。
滑走日数が多ければ多いほどヘタりは顕著です。
そうするとやはり最初のフィット感は薄くなり、もしかすると色んなところに痛みが出てくるかもしれません。
そんな場合は「再成型」をしてみてはいかがでしょうか?
新品インナーのようにはいきませんがある程度改善することが期待できます。
※再成型に関してはインナーの状態や使用年数の問題もあり必ずできるものではありません、ご注意下さい。
そしてここが最も大きな問題です!
この作業が簡単に誰でも出来るのか!?ですが…残念ながら難しいと思います。
皆さん色んな工夫をして成型作業をされているようですが現実的にはなかなか難しいと思います。
当店は今までの経験や知識、プレーヤーさんからの様々なフィードバックなどを踏まえて作業してお作業に自信を持っています!
当店で熱成型作業をされた方からは「こんなことしてもらったことない」や「こんなの知らなかった」とか「自分でやってみたのとは全然違う」「メチャクチャ良くなった」などと言って頂けることが多いですね。
どこのショップさんでも対応できるというものではないことが現実だと思います。
もし相談されるのであればこのような作業に対して知識や経験のあるショップ様に相談されることをお勧めします。
もちろん当店へのご相談・ご依頼は大歓迎です!
今回の投稿内のインナーは「Myfit Recall Dual Fit Liner」です。
全てのインナーが同じようになるわけでもありません。
インナーにより成型できる範囲が違ったり厚みが違ったりと様々です。
熱成型タイプのインナーを成型せずに使っている方も多いと思います。
熱成型インナーをご希望の方、熱成型作業依頼の際はまずご相談下さいね。
※当店でご購入頂きましたインナーやブーツの場合は初回作業料無料、お持ち込みインナーやブーツの場合は要作業料となります。
タケシとも必ず話すことです(笑)
”Myfit(熱成型インナー)はやっぱり熱成型せなアカン”
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