3月13日(火)晴れ
少し前の話になるが。。。ボランティアの勉強会でのこと。
机の上に「白エビせんべい」が配られる。
これ富山のお菓子だよね、誰のお土産?と、配ってるTさんに聞くと「私よ!」
n「富山、行ったの?あたしは金沢行ったよ。先週。」
Tさん「あら、私も先週行ったのよ。金沢にも行ったわよ。兼六園とか。」
その会話を聞いてたSさんが「そういえば二人とも先週、勉強会お休みだったわね。」
n「え〜っ!じゃあ同じ日に北陸行ってんたですね〜あたしは白川郷行ってから金沢入りしたの。」
Tさん「あら!私も白川郷行ったわよ。初日のすんごい吹雪の中。」
聞くに、同じ日の出発で、同じ日に白川郷へ行き、三日目の同じ日に兼六園も行ってた。
彼女はワタクシと違い優雅な独身貴族なので、おそらく豪華で高価なツアーだと思われるが、あの吹雪の白川郷を散策したり、
同じ日に青空と雪つりの兼六園を散策したと思うとミョーにおかしかった。
そういえば、我が娘も旅行から帰ってから、職場の男の子に「どこ行ったの?」と聞かれ「金沢」と言ったら
「をっ!オレ、明日から金沢行くんだ!」
あの、純喫茶「ローレンス」を紹介しといたと言ってた。
知らんかったが、金沢含め北陸は人気なのね〜
今、ボランティア活動として読んでる「交通新聞」には「杉原千畝ルート」なるものの話が。
彼が生まれたのが岐阜県八百津町、ここに杉原千畝記念館がある。
そこを、多くのイスラエル人が訪れるらしいのだが、小さな町ゆえ宿泊施設がない。
高山市に流れることになる。
そして、岐阜といえば白川郷でしょ!そして北陸文化の中心地金沢は外せない、ってことで海外旅行者の定番コースになっている。
ここに目をつけた高山市役所の人が観光ルートを創出しようと考えた。
その際に外せない場所が、もう一箇所。
杉原千畝が発給した「命のビザ」に救われたユダヤ人たちが、日本を通過した際に上陸した福井県敦賀市。
その後、杉原千畝が少年期を過ごした名古屋も加え、名古屋→八百津町→高山市→白川村→金沢市→敦賀市
という杉原千畝ルートができたというなかなか面白い記事であった。
確かに、三日間の旅では物足りないくらいで、また行きたいと思ってるもんね〜こんなワタクシですら。
そして、今思うに、白川郷も金沢も、外国人旅行者が多かったなあ〜
このボランティアの勉強会で、とある新聞の読み方について激論が交わされる。
まあ、この会ではよくあること。
リタイアしてからボランティアしようという高尚な方々ゆえ、やる気体力はもちろんのこと、知識もおありになるし、
自分なりの信念とかもおありになる。
ただただ引きこもりからの脱却を図って軽い気持ちで入ったワタクシとは根っこから違う。
心の中で「どっちでもいいんじゃない?」と思ってるワタクシと違い、なんとか自分の意見を通そうとされる方が多く、
時にものすごいバトルになったりする。
人間、歳とると穏やかになるというのは嘘ですな。
特に血の気の多い会長なんて「違うんだよっ!ったく!頭悪ぃなあ!」とまで悪態をつかれる。
ひえ〜〜〜。頭悪いって言っちゃったよ、この人!とビビるn。
そんな時も怯まないのが北陸旅行されたTさんだ。
「でも、会長!聞いて!」と、淡々と理路整然と筋道立てて話をされ、それでも意固地になってる会長を見て、冷静に「わかりました。」と引き下がる。
大人だ。
朝日新聞の「折々のことば」で、二日連続、討論とか対話に関する言葉が取り上げられていた。
一つは。。。 論破禁止 (高橋源一郎)
「誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは、自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがする」
翌日は。。。 ディベートは、話す前と後で考えが変わったほうが負け。
ダイアローグは、話す前と後で考えが変わっていなければ意味がない。 (平田オリザ)
ディベート(討論)とダイアローグ(対話)の違いについて尋ねられた時の答えらしい。
ワタクシは、「分かり合えない人とは分かり合えない」という考えなので、同じ土俵に上がることすらしない。
ましてや討論なんて!
論破しようとしている人の口角が一方だけ醜く引き攣れているのを見て心の中で軽蔑し、
でも、自分は相手に自分の考えをわかってもらう努力はしない。
その点、Tさんは果敢に立ち向かい、でも、「こりゃ無理だわ」と思ったら潔く引く。
そして、彼女のすごいところは、それを引きずらないことだ。
あんなに激論という口喧嘩をした後、けろっと会長に軽口を叩く。
かっこいい。
そんな彼女が、悔しそうに言ったのが
「この白海老せんべい、そこのイオンにも売ってるのよ!びっくりしちゃったわ!」
追い討ちかけるかのようにワタクシがニヤニヤ「新幹線でも買えますよ!」
Tさん「イオンでも、新幹線でも買えるけど、これは本場富山で買ってきたものだからねっ」
かわいい。
今日の一枚は。
そんなTさんに敬意を表して、富山の鱒ずしを。
少し前の話になるが。。。ボランティアの勉強会でのこと。
机の上に「白エビせんべい」が配られる。
これ富山のお菓子だよね、誰のお土産?と、配ってるTさんに聞くと「私よ!」
n「富山、行ったの?あたしは金沢行ったよ。先週。」
Tさん「あら、私も先週行ったのよ。金沢にも行ったわよ。兼六園とか。」
その会話を聞いてたSさんが「そういえば二人とも先週、勉強会お休みだったわね。」
n「え〜っ!じゃあ同じ日に北陸行ってんたですね〜あたしは白川郷行ってから金沢入りしたの。」
Tさん「あら!私も白川郷行ったわよ。初日のすんごい吹雪の中。」
聞くに、同じ日の出発で、同じ日に白川郷へ行き、三日目の同じ日に兼六園も行ってた。
彼女はワタクシと違い優雅な独身貴族なので、おそらく豪華で高価なツアーだと思われるが、あの吹雪の白川郷を散策したり、
同じ日に青空と雪つりの兼六園を散策したと思うとミョーにおかしかった。
そういえば、我が娘も旅行から帰ってから、職場の男の子に「どこ行ったの?」と聞かれ「金沢」と言ったら
「をっ!オレ、明日から金沢行くんだ!」
あの、純喫茶「ローレンス」を紹介しといたと言ってた。
知らんかったが、金沢含め北陸は人気なのね〜
今、ボランティア活動として読んでる「交通新聞」には「杉原千畝ルート」なるものの話が。
彼が生まれたのが岐阜県八百津町、ここに杉原千畝記念館がある。
そこを、多くのイスラエル人が訪れるらしいのだが、小さな町ゆえ宿泊施設がない。
高山市に流れることになる。
そして、岐阜といえば白川郷でしょ!そして北陸文化の中心地金沢は外せない、ってことで海外旅行者の定番コースになっている。
ここに目をつけた高山市役所の人が観光ルートを創出しようと考えた。
その際に外せない場所が、もう一箇所。
杉原千畝が発給した「命のビザ」に救われたユダヤ人たちが、日本を通過した際に上陸した福井県敦賀市。
その後、杉原千畝が少年期を過ごした名古屋も加え、名古屋→八百津町→高山市→白川村→金沢市→敦賀市
という杉原千畝ルートができたというなかなか面白い記事であった。
確かに、三日間の旅では物足りないくらいで、また行きたいと思ってるもんね〜こんなワタクシですら。
そして、今思うに、白川郷も金沢も、外国人旅行者が多かったなあ〜
このボランティアの勉強会で、とある新聞の読み方について激論が交わされる。
まあ、この会ではよくあること。
リタイアしてからボランティアしようという高尚な方々ゆえ、やる気体力はもちろんのこと、知識もおありになるし、
自分なりの信念とかもおありになる。
ただただ引きこもりからの脱却を図って軽い気持ちで入ったワタクシとは根っこから違う。
心の中で「どっちでもいいんじゃない?」と思ってるワタクシと違い、なんとか自分の意見を通そうとされる方が多く、
時にものすごいバトルになったりする。
人間、歳とると穏やかになるというのは嘘ですな。
特に血の気の多い会長なんて「違うんだよっ!ったく!頭悪ぃなあ!」とまで悪態をつかれる。
ひえ〜〜〜。頭悪いって言っちゃったよ、この人!とビビるn。
そんな時も怯まないのが北陸旅行されたTさんだ。
「でも、会長!聞いて!」と、淡々と理路整然と筋道立てて話をされ、それでも意固地になってる会長を見て、冷静に「わかりました。」と引き下がる。
大人だ。
朝日新聞の「折々のことば」で、二日連続、討論とか対話に関する言葉が取り上げられていた。
一つは。。。 論破禁止 (高橋源一郎)
「誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは、自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがする」
翌日は。。。 ディベートは、話す前と後で考えが変わったほうが負け。
ダイアローグは、話す前と後で考えが変わっていなければ意味がない。 (平田オリザ)
ディベート(討論)とダイアローグ(対話)の違いについて尋ねられた時の答えらしい。
ワタクシは、「分かり合えない人とは分かり合えない」という考えなので、同じ土俵に上がることすらしない。
ましてや討論なんて!
論破しようとしている人の口角が一方だけ醜く引き攣れているのを見て心の中で軽蔑し、
でも、自分は相手に自分の考えをわかってもらう努力はしない。
その点、Tさんは果敢に立ち向かい、でも、「こりゃ無理だわ」と思ったら潔く引く。
そして、彼女のすごいところは、それを引きずらないことだ。
あんなに激論という口喧嘩をした後、けろっと会長に軽口を叩く。
かっこいい。
そんな彼女が、悔しそうに言ったのが
「この白海老せんべい、そこのイオンにも売ってるのよ!びっくりしちゃったわ!」
追い討ちかけるかのようにワタクシがニヤニヤ「新幹線でも買えますよ!」
Tさん「イオンでも、新幹線でも買えるけど、これは本場富山で買ってきたものだからねっ」
かわいい。
今日の一枚は。
そんなTさんに敬意を表して、富山の鱒ずしを。
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