恵那駅から明智駅までおよそ1時間弱。
到着した明智町は、明智光秀の生誕の地であり、また町並みは大正村と呼ばれ町全体がその時代の雰囲気を醸し出しています。
予想外の厳しい暑さの中、大正村を散策しました。
平和な時のながれ
まずは大正村役場に訪れてみました。
大正101年!!
大正村役場は明治30年に庁舎として建てられ、昭和の時代まで明智町役場として活躍していたのですが、いまは無料休憩所となって開放されています。
中に入ると地元の方、ボランティアの方があいさつをしてくださったんですが、着物を上手にベストにリサイクルしてユニフォームにしていたのがなかなかお洒落な感じでよかったです。
村役場の中では、村民登録された方の名前がずらり…そういえば、ここの村長さんは司葉子さん二代目です。
酒樽がいい机になってます
のんびりしていたいのですが、大正村散策時間はおよそ2時間しかないので、次の場所に移動です!!!
明智町を一望できる大正浪漫館。ここは入館料が必要になるのですが、寒天列車を利用したということで割引券をいただいたので、大正村資料館4館共通券500円のところ400円で入館をしました。(ちなみに2館以上入館する予定なら共通券の方がお得です)
大正浪漫館には、初代村長の高峰美枝子さん、2代目司葉子さん、春日野親方の貴重な資料や、山本芳翠氏の絵画の展示、アコーディオンに大正琴の楽器の展示がされ、いまはオリンピックコレクションということで特別企画展も開催中でした。
大正時代をギュギュっと凝縮した資料館はまだまだ続きます。
草の影にかくれた狸
今度は大正村資料館。
右側の写真をみるとわかりますが、この敷地内には資料館(正面)の他、大正の館(左手)と無料休憩所(右手)の建物があります。
旧銀行繭蔵
資料館の入口は蔵らしく、とても分厚い扉です。この蔵は4階建てになっているのですが、中に入るとなんと当時としては珍しいのではないでしょうか、手動式エレベータの名残をみることができます。
そして、展示されている資料も教育や文化に関するものや、なんと世界の蓄音機まで。
懐かしい…というにはちょっとおかしいかもしれませんが、小さなランドセルを見ながら、いまはA4サイズが入るランドセルなんだよね、と妙に盛り上がってしまいました。