草薙特攻隊の碑の前で
少年院の桜並木一般開放に出かけてきました。本当にきれいで、母と娘とともに来てよかった…と言いいながら見てまわりました。
院内は、撮影一切禁止なので写真を撮ることはできませんでしたが、しっかりと目に焼き付けてきました。
見上げれば桜色の空が広がり、辺りを照らし包み込むような優しい明るさを感じました。
少年院はもと旧海軍航空隊の基地で、特攻隊員が旅立つ前に植えられたという桜も。
いったいどんな想いで植えたのでしょうか…この桜をみるたびにここから飛び立っていった特攻隊員がどんな気持ちだったのかを想像してしまいます。
美しく咲く桜は亡くなっても今なお生きている特攻隊員『いのち』そのもの。
少年院で更生に励む院生たちに、戦争に行き死ぬことしか選択肢のなかった隊員から『今を大切に生きろ』と語りかけているような気さえしてきます。
悲しみや争いがない、穏やかな日々がどのひとの上にも訪れますよう…