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『ラスト・シャンハイ』などのバリー・ウォン監督とチョウ・ユンファが、再びタッグを組んで放つアクションコメディー。マカオを舞台に、ラスベガスから戻ってきた主人公が国際的犯罪に振り回されるさまを、ギャグやアクションを交えて活写する。『ファイアー・レスキュー』などのニコラス・ツェーや『インファナル・アンフェア』シリーズなどのチャップマン・トーらが共演。華麗な勝負シーンはもとより、さまざまな要素をミックスした驚異の物語に熱狂する。
あらすじ:長い間ラスベガスのカジノで腕利きセキュリティー要員として働いてきたケン(チョウ・ユンファ)は、引退して故郷マカオに戻ってくる。彼こそがカードや麻雀牌に触るだけでその中身がわかってしまう伝説のギャンブラーだった。その後ケンは、旧友ベンツ(ホイ・シウオン)と再会した際に、ベンツの息子たちから弟子にしてほしいと頼まれてしまうが……。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b9/cbf417724a97b1a865244b9ec3692aa1.jpg)
<感想>久々に観るチョウ・ユンファ主演のギャンブラー作品。2013年の「ラスト・シャンハイ」以来です。これは「ゴッド・ギャンブラー」(1995)シリーズ復活かと喜んだ。バリー・ウォン監督が、チョウ・ユンファと一緒にタッグを組んだコミカルなギャンブル劇です。
面白い映画を撮るならここまでやらなきゃダメだと言われているかのようで、おバカ演出に目が釘づけなるのと、全然ストーリーが見えてこないのと、しかし、そんなことはどうでもよくて、伝説のギャンブラー、ケンことチョウ・ユンファの豪邸が、図書館を改装したという設定なので、その内装の優美で荘厳な美しさに面白さに驚く。カラクリ屋敷のようで、ここで暮らすチョウ・ユンファの敵を相手にアクションをするシーンも、昔懐かしい「グリーン・デスティニー」のワイヤーアクションの華麗さを彷彿とさせてよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e8/de22e420d3208f7b89340673370cd87a.jpg)
とにもかくにも、内容がとことんくだらないギャグに乗っかって、ひたすら大真面目に見栄をきり、あり得いカードさばきを繰り返すチョウ・ユンファが、ギンギンラギンのキラキラと、本家に分家、外伝にパロディと、いろいろあるシリーズのいずれにしても楽しめるが、やはりバリー・ウォン監督と、チョウ・ユンファのコンビ作が鉄板であると再確認をしました。
それにしても、映画テクノロジーの進歩により、昔のギャンブラーをはるかにしのぐ夢のように華麗なカードさばきを見せてくれる。でも、これってCGかなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/94/0419e51b17736804334083a9afddabd6.jpg)
さすがにゴッド・ギャンブラーのケン、どんなカードでも指先で読み取る技術を持っている神の手だと言うが、これが、指先を整形手術してそこに感知するITを埋め込み、脳に信号を送るというのだ。だから、カードの下に手指をかざして読み込めば、すべてのカードの番号が判るというもの。イカサマもこれではバレっこないよね。
60歳を過ぎているチョウ・ユンファが、盲牌どころか盲カードもできる余裕の表情で繰り出す必殺カード技に爆笑して、何だか、インドの娯楽映画のいくつかと響き合う感じもした。男のギャンブル対決は、バカを通り越して感動の境地に進んでいく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/10/5508ee5b54835045421b23817ae863e6.jpg)
ニコラス・ツェーとの師弟関係をめぐるドラマは弱いものの、弟子入りに記憶消失、チョコレートといった、シリーズにお馴染みの要素をひと通りブチ込んだファンへの目配せも嬉しいですよね。
2月に観た人気K-POPグループ「BIGBANG」のT.O.P出演の「タチャ 神の手」より面白くて良かった。まだまだチョウ・ユンファに活躍して欲しいですね。
2015年劇場鑑賞作品・・・71
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あらすじ:長い間ラスベガスのカジノで腕利きセキュリティー要員として働いてきたケン(チョウ・ユンファ)は、引退して故郷マカオに戻ってくる。彼こそがカードや麻雀牌に触るだけでその中身がわかってしまう伝説のギャンブラーだった。その後ケンは、旧友ベンツ(ホイ・シウオン)と再会した際に、ベンツの息子たちから弟子にしてほしいと頼まれてしまうが……。
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<感想>久々に観るチョウ・ユンファ主演のギャンブラー作品。2013年の「ラスト・シャンハイ」以来です。これは「ゴッド・ギャンブラー」(1995)シリーズ復活かと喜んだ。バリー・ウォン監督が、チョウ・ユンファと一緒にタッグを組んだコミカルなギャンブル劇です。
面白い映画を撮るならここまでやらなきゃダメだと言われているかのようで、おバカ演出に目が釘づけなるのと、全然ストーリーが見えてこないのと、しかし、そんなことはどうでもよくて、伝説のギャンブラー、ケンことチョウ・ユンファの豪邸が、図書館を改装したという設定なので、その内装の優美で荘厳な美しさに面白さに驚く。カラクリ屋敷のようで、ここで暮らすチョウ・ユンファの敵を相手にアクションをするシーンも、昔懐かしい「グリーン・デスティニー」のワイヤーアクションの華麗さを彷彿とさせてよかった。
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とにもかくにも、内容がとことんくだらないギャグに乗っかって、ひたすら大真面目に見栄をきり、あり得いカードさばきを繰り返すチョウ・ユンファが、ギンギンラギンのキラキラと、本家に分家、外伝にパロディと、いろいろあるシリーズのいずれにしても楽しめるが、やはりバリー・ウォン監督と、チョウ・ユンファのコンビ作が鉄板であると再確認をしました。
それにしても、映画テクノロジーの進歩により、昔のギャンブラーをはるかにしのぐ夢のように華麗なカードさばきを見せてくれる。でも、これってCGかなぁ。
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さすがにゴッド・ギャンブラーのケン、どんなカードでも指先で読み取る技術を持っている神の手だと言うが、これが、指先を整形手術してそこに感知するITを埋め込み、脳に信号を送るというのだ。だから、カードの下に手指をかざして読み込めば、すべてのカードの番号が判るというもの。イカサマもこれではバレっこないよね。
60歳を過ぎているチョウ・ユンファが、盲牌どころか盲カードもできる余裕の表情で繰り出す必殺カード技に爆笑して、何だか、インドの娯楽映画のいくつかと響き合う感じもした。男のギャンブル対決は、バカを通り越して感動の境地に進んでいく。
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ニコラス・ツェーとの師弟関係をめぐるドラマは弱いものの、弟子入りに記憶消失、チョコレートといった、シリーズにお馴染みの要素をひと通りブチ込んだファンへの目配せも嬉しいですよね。
2月に観た人気K-POPグループ「BIGBANG」のT.O.P出演の「タチャ 神の手」より面白くて良かった。まだまだチョウ・ユンファに活躍して欲しいですね。
2015年劇場鑑賞作品・・・71
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