あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

娘が帰ってきました

2009-12-02 20:33:54 | 娘・子宮蓄膿症関連記事
こんにちは れいです。

娘を迎え入れるときのブリーダーさんとの会話で

-子供を産ませようと思っていますか?
-いいえ
-そうですね、この子は小さめなのでその方がいいと思います
 避妊手術させると病気の予防にも云々…

とお話ししたことを今でもよく覚えている。


長い長い年月を経てようやく叶った夢。
犬と一緒の生活は
毎日が夢のようだった。

日に日に絆や愛情は深まっていった。
初めて笑顔を見せてくれたあの日、
嬉しくて嬉しくて泣いてしまったこと…
私は昨日のことのように覚えている。 


避妊手術のことは常に頭にあった。
将来子供を産ませる必要や目的がないなら
思わぬ事故を防ぐためにも
避妊手術をさせることは飼い主の責任、
よく聞く手術だし
そんなに深く考えなくても大丈夫だろうという
軽い気持ちすら持っていた。

ところが
いざ本当にどうしようかというときになって
私の心は大きく揺らいだ。

どうして健康な体にメスを入れないといけないのだろう?
手術をさせない子は将来全員病気になるのだろうか?
これが人間だったらどうだろうか?
将来の婦人科系の病気が心配だからと言って
子宮や卵巣を取るというおぞましいことをするだろうか?

毎日毎日、私は悩んだ。

悩んで
悩んで

悩んで
悩んで

出した答えが
「このままの娘で 一緒に生きていく」
という結論だった。

答えを出すまでには
とてもとても長い時間を要し
真剣に
真摯に
娘のいのちと向き合い
飼い主として
自分にとって
娘にとって
最良と思える判断をしたつもりだったのだから
今回娘が病気になったのは自分のせいだと思うことは
当時の私に対しても
娘に対しても
失礼なこと…

それを改めて思い出した


今回娘が子宮蓄膿症という病気に罹ったのは
「病気になる前に避妊手術させなかった私のせいだ」
と後悔するように思うことは
今後一切やめようと思う。

あの日の
あの選択は
愛情のかたまりだった。
そう信じることにした。


そして今回のこの手術も
いづれ思い出したとき



『あの日の あの選択は 愛情のかたまりだった』



胸を張ってそう言えますように。



そしてそのときには



ニッコリ笑う可愛い娘が
私のとなりにいてくれますように。





私によく似て痛みにとても弱い子
でも
ボスに似て生命力溢れる強い子でもある娘




おかえり…

ただいま…

お兄ちゃん、本当はとっても心配していたよ。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (カイチョー)
2009-12-02 23:28:52
 手術が無事終了してなによりです。
れいさん
 娘はきっと感謝していると思いますよ。このように大切にそだててもらって、そして4人の家族と共に生活ができて、きっと元気になって帰ってきますよ。
陰ながら、娘の元気になった姿をブローグに出てくることを心よりお待ちしております。
返信する
Unknown (ミントン)
2009-12-02 23:45:45
小さい体でよく頑張った。
手術をするという事は、
治る見込みがあるからだと思って
応援してたけど、正直手術に耐えられるか
本当に本当に心配でした。
が、無事お家に戻ってきた(嬉しい)
後は元気になる事だけだ

娘ちゃんは犬として家族として
本当に幸せなんだと思う。
自然の成り行きに身を任せ生きていける
選択をしてくれて。
何をしていても、病気になる時はなる!
今まだ若い時でよかった。

お家が一番の薬。
息子君もホッとした事でしょう。
今日は家族皆ゆっくり眠れますように
返信する
訪問ありがとうございます! (れい)
2009-12-03 14:20:17
カイチョーさん
初コメントありがとうございます、いらっしゃいませ(笑)
お陰さまで何とか退院できました。ありがとうございます
私も”いつもの調子のブログ””いつもの娘”に
早く会いたいなぁと思っています。
娘が大好きな”桃のおにいちゃん”(笑)、
これからもどうぞ応援してあげてくださいね


ミントンさん
手術が無事に終わってお家に帰ってきたとはいえ
今ミントンが娘の姿を見たら泣いちゃうと思うくらい
相変わらず棒っきれみたいに細いよ
確かに今でよかったんだと思うことにしてます。
もっと遅かったら麻酔の心配もしないといけなかったしね?
今はお尻とお腹が気になるのか妙な後ろ足で
お家の中をテトテト歩き回ってはポスンと伏せてしまう、の繰り返し。
こんな姿も愛おしい…

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