春うららの中でテイクオフするも、上空はまだ早春のような気温だった。
自宅から南下した場所の福田漁港東側のサーフィンポイントの予報は4m/sだったが、到着した時の風速は、体感で5m/s以上。
ソロで飛ぶにはリスクを極力回避したいため、風速が落ちるまで、車の中で暫く様子見していたつもりが、気が付くと、眠っていた。
風が少し緩やかになったことで、早速、準備に入った。
全ての準備と安全点検を終え、若干強めの南風の中、1発でテイクオフ。
先ずは、エリア内を旋回しながら、最後の安全チェック。OKだ。
東側の弁財天川の河口に向かうことに決めて、高度250mで向かった。
眼下には、地元の浅羽平野が広がっている。眺望は春らしく、霞んでいた。
昨日までは、キャンピングカーで「紀伊半島」を旅していて、その道中、視界から桜が見えない場所がないほど、桜の景色を満喫した。
中でも、奈良県の宇陀(うだ)市の枝垂桜の「又兵衛桜」は樹齢300年ほどの立派な桜で、脳裏に焼き付いている。
しかし、この遠州灘のフライトからは桜が見えず、防風林や防潮堤に植林された黒松ばかりで、桜のない景色から、春の終わりを感じるほどだった。
弁財天川の河口まで飛んだが、トリムをかなり上げたので、対地速度が速く、思いの外、早めに着いてしまった。そこで、その先の東大谷川の河口まで飛ぶことにした。
復路は、打ち寄せる波が足に掛かるほどのローパスを楽しみながら、合計30分のフライトを楽しんだ。
明日以降の天気予報は崩れ始め、そして雨模様だ。
なので、今日の貴重な晴れの日のフライトをものに出来た気がした。
今度の土曜日はバイクツーリング、日曜日は自治会のウォーキングにスタッフとして参加しなければならないこともあり、そういう意味でも、今日のフライトは貴重なものだった・・・、というよりは、飛びたかったから飛んだだけなのだが。
■写真の説明
奈良県宇陀市の「又兵衛桜」の見事な枝振りを見せ、大坂夏の陣で活躍した戦国武将の “後藤又兵衛” の屋敷跡にあると伝わることから、地元では「又兵衛桜」と呼ばれているとのこと。そこに行った際は、見物客で大賑わいの状況だった。
日本中の桜の風景を撮った多胡さんのビデオ作品があったが、この「又兵衛桜」を撮ったものはあるのだろうか? 彼のHPにアクセスしてみよう。
以上です。
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