こちらのブログを休んでいる間に、別のブログを運営していました。「鉄道と食」に関わるブログで、駅弁や各地の銘菓、そして地元大阪の「推し」などを記事にしていました。こちらのブログでも、たまに紹介してみたと思います。
今日は、北陸新幹線延長開業前の福井駅で売られていた「ソースカツ丼」です。
駅弁手帳 №103 福井名物ソースかつ丼
北陸本線 福井駅
「福井名物ソースかつ丼」
北陸本線 福井駅
「福井名物ソースかつ丼」
購入した日 2023/02/24
購入した場所 京阪百貨店守口店諸国じまん駅弁とうまいもの大会にて
製造・販売 番匠本店
価格 891円
私が初めてソースかつ丼の存在を知ったのは、50年ほど前、大学2年生のときでした。福井県敦賀市出身の後輩とのやりとりで「先輩、福井のかつ丼ってどんなのかご存じですか?」「えっ、卵でとんかつをとじたものじゃないの?」「えぇ、ヨーロッパ軒というお店があって、ソースだけがかかってるんですよ」からです。
福井駅の駅弁の老舗、番匠本店さんのソースかつ丼、ヨーロッパ軒とは直接関係はなさそうです。見ての通り、白いご飯にソースがかかった3枚のとんかつ、後は紅生姜のみ。まさに、王道を行く「ソースかつ丼」。
一つ気になったのが、ご飯とかつを隔てる1枚のセロハンの存在。ここは大きく意見の割れるところだと思うのですが、かつのサクサク感を残すために仕切りは必要か、ご飯の湯気で蒸されたかつとソースの一体感を楽しむのか。私は、後者で頂いてみたい方です。