a green hand

旅を終えて



清々しい朝を迎えた。
10時起床、12時間も寝た。
ようやくすっきり感。
お天気のせいもあるかもしれない。



意識されていない疲労が回復するのに時間がかかっているのがわかる。

それにしても夫は元気だ。

精神力の違い?だと思う。

さて今回の台北への旅、福島からだと遠い地であるが日本から海外とは言えないほど近い国。
帰りの便は追い風であり、福島から新幹線で東京に行く時間で着いてしまう。

相当早く退職した私は、10年間を世界の美術館巡りに費やした。
退職した時に現在の私の年齢だった母、「このまま死なせるわけには行かない」との思いも退職理由の1つだった。

私たちは今、普通に子供たちから見たら死を意識される年齢に到達したのだ。
私も2020年のオリンピックの年にはこの世にいないだろうと思うほどに4年前には弱っていた。

夫の病気は青天の霹靂であった。
「このまま死なせるわけにはいかない」と未熟者の気持ちにムチ打った。

娘も多分に親孝行をしておかないとという気持ちから今回の旅行を計画してくれたのだと思う。

私の母への思いも同じであったが、すこぶる頑丈であり、どんな検査をしても異常なし。
幸せなことに母の看病も認知症の心配もなく現在に至っている。

母が杖もなく、散歩をしているのをみて、ある友は「歩いてるの」と驚き、庭で腰を折りてっぺんにお尻を向けて草むしりをしている姿を見た人が「何してるの?」と不思議がった。

今回の娘からの好意を得て、母と妹と3人での旅行をしようかと思いたった。
夫に話すと「沖縄」なんかいいんじゃない俺は1人で留守番できるからと付け加え賛成してくれた。

今回の旅は、2009年のスイス以来であるからちょうど10年ぶりだった。
10年前の空港での入国審査がすっかり変わっていたことに年月を感じた。

顔認証はカメラであり、人差し指で指紋認証まである。
何か悪いことをする時に人差し指を使わないで出来ることってないんだなぁなどとブツブツ。
右人差し指の指紋が薄れているのかOKサインが出ず再び。
多分スマホやタブレットの使いすぎだなとまたもやブツブツ。

これらは経験したことがなかった。
10年は大昔なのだ。
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