最後の休日の今日は、再び郡山市立美術館である。
世界遺産キュー王立植物園所蔵 「イングリッシュガーデン」
講演会があった。
「キュー王立植物園と植物画の歴史」東京大学名誉教授 大場秀章氏
二時から約一時間半である。
その後、美術館再入場だった。
なるほど、知識があると見え方も変わってくる。
背景が見えることによるのだろう。
前回にも感じたことなのだが、ダーウィンの「種の起源」
植物によるとそれがはっきりしていて不思議が一杯だ。
百日草でもジギタリスでも花の色や形などしっかり観察すれば自由研究ぐらいにはなりそうである。
王立植物園の歴史を鑑みた。
そういう施設で、植物の研究がなされていたという事を知り得た。
それだけでも未熟者の世間を広くした感がある。
植物園とは、ただ植物をみなさんに見せているだけだと思っていたのだから・・。
王立美術館の歴史が重い・・。
薬としての植物探しが発端で、そのために植物画が必要だった。
そういうところから植物画が王立植物園で育てられてきたのだ。
私など単純にその時代にカメラがなくて良かったなあと胸をなでおろしている。
それでなかったら、あんなに素晴らしい細密画を見ることは現代においてできなかったのだから・・。
人間の手による仕事の美しさだ。
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