●= ファミコン『スペランカー』 =●
1985年の今日、発売されました。
アイレムより発売された、アクションゲームです。
地中深くにあるピラミッドを目指して、エレベーター・トロッコなどを利用して入り組んだ道々を進んでいくのですが、この主人公は「ゲーム史上最弱の主人公」と呼ばれており、自分の背丈ほどの高さから落ちても死亡してしまうという虚弱ぶり。今もなお、その虚弱ぶりがネタとなっています。
ちなみにこれは移植版であり、原作はマイクロ・グラフィック・イメージという会社が1983年に発売したものだそうです。その時はこんなに虚弱ではなかったらしく、アイレムの開発者いわく「当時の日本のゲーマーはすごく我慢強くチャレンジ精神が旺盛だったので、チャレンジさせたかった」ということで、わざと虚弱にしたそうですよ。(Wikipedia参照)
私は遊んだことないんですが、何となく映像を見たことはあります。いつだったか忘れましたが。
わざわざ虚弱にしたことに理由があったのが驚きですが…この理由を聞くとホント、昔と今でいかにユーザーの志向が変わったかが伺えます。今のメインユーザーは基本「面倒くさがり」ですからね。でなければ、携帯志向になるハズがありません。
最近取り上げたゲームソフト:
前回~12月6日 = ニンテンドウ64『バンジョーとカズーイの大冒険』(1998年)
前々回~12月5日 = ゲームキューブ『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』(2003年)
前々前回~12月4日 = Wii『428 ~封鎖された渋谷で~』(2008年)