最後の”アイツ”が、ホント強かった…。
『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2013/07/18
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版も同じ価格)
ジャンル ―→ ブラザーアクションRPG
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
ゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSで展開されてきた『マリオ&ルイージRPG』シリーズの最新作です。
フィールドでは、マリオとルイージが協力して繰り出す”ブラザーアクション”で難所を乗り越え、敵と接触して発生する戦闘では『スーパーマリオRPG』から受け継がれる”アクションコマンド”が特徴的です。
今作では、3Dフィールドの”現実世界”と、2Dフィールドである”ルイージの夢の世界”を行き来しながら、いつものようにさらわれたピーチ姫の救出に向かいます。
間を空けつつプレイして、ようやくシナリオクリアしました。
今回、2回目のインプレッションとなります。もちろん、ネタバレなしで。
■====== partygame2回目の感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,918円(税込・新品)
プレイ内容 ―→ シナリオクリア(クリア時のレベル ―→ マリオ = Lv31/ルイージ = Lv30)
シナリオクリアまでにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ 初代から『3』まで、全てシナリオクリアしています。
◆=== 新たに感じたこと ===◆
○ ―→ クライマックス感を彩る演出や曲は、相変わらず素晴らしかったです。
まあ、私はこのシリーズや『キングダムハーツ』シリーズの影響で下村さん(作曲家)が好きになったくらいでして。終盤は、何だかんだで気持ちが盛り上がります。
ストーリーはいつも通り、良い意味でベタな流れ。”とあるキャラクター”の扱いがあまりにサッパリしていることが賛否あるそうですが、私は結果的に”別のあのキャラクター”の存在が引き立ったので、いいかな~と思っちゃいました(苦笑)
○ ―→ 巨大化してのバトルも、見ごたえあり。
縦持ちなので立体視はOFFになりますが、やはりここはDSとの性能の違いを分かりやすくアピールできた部分であるように思います。見ごたえもあり、細かい動きもあり、アクションのバリエーションも豊富。手ごたえを感じました。
あと、前作『3』では攻撃時のタッチ操作があまり上手く反応してくれなかった印象だったのに対し、今作ではだいぶすんなりと操作できるようになりました。それでも、ごくたまに「あれ?」と思う反応はありましたが、ま、そこまで支障は無かったので、良しとします。
○ ―→ 夢世界での仕掛けも、思った以上にバリエーション豊かでした。
下画面のルイージをいじって利用する”レンドーパーツ”の種類がわりと多く、くわえて、大量ルイージによるアクションも思ったより豊富。なかなか楽しめました。
○ ―→ ジャイロ操作も、なんかいいかも?と思いました。
ファーストインプレッションの時点では使用する場面がわずかしか体験できていませんでしたが、通常の戦闘だけでなく、巨大化バトルでもけっこうジャイロ操作を使う場面が多く取り入れられていました。
で、結果的に見ると、これだけしっかり取り入れているんだったら良いかな?と思えました。なかには、ジャイロ操作のほうが良いと思えた操作もありましたし。
私がイヤなのは、『ルイージマンション2』みたいにごくごく一部で中途半端にしかジャイロ操作を使用しないことであって、ジャイロ操作そのものを嫌っているわけではありません。
それこそ前回に感想を書いた『だるめしスポーツ店』のように、有用性を発揮できるのならどんどん使ってみて欲しいですし、相性が良い!とまではいかなくとも、積極的に取り入れていくということであれば、それでも良いとは思うわけです。
○ ―→ ボリュームは、間違いなく過去最大。
私の場合、ほとんど寄り道していなかったですが、それでも結構かかりました。
道中で、メインストーリーに関係ない”マクラノ族”を助けていたりすると、もっとかかるでしょうね。
△ ―→ 難易度は、わりと高いかもしれません。
今回、敵の攻撃が全体的に、動きやタイミングが読みにくくなっていたりダメージが大きくなったりしています。くわえて、こちらの必殺技もひとクセある操作のものが多いため、すんなり使用できないところがあり、そういう点でけっこう苦戦するように思いました。
ラスボスは結局、3回くらいやり直したのかな…。道中も含めれば、今回はゲームオーバー回数が2ケタ行っちゃったと思います。今までのシリーズでは、あまりそういう経験が無かったので。
ただ、レベルをガンガン上げてしまえばいいという定番の手段はあるわけですし、ゲームオーバーになった時に「イージーモードでやりなおす」という選択もあったりするので、難易度が高いことにそこまで怯えなくても良いとは思います。
△ ―→ 夢の世界でのバトルが、少し面倒に感じたかも?
最初は、大量のルイージで大量の敵を一掃する気持ちよさが目立っていたんですが、次第に、夢世界でのバトルの演出が総じて長めなのが気になり始めてしまい、ちょっと億劫になった時期がありました。
夢世界に短時間しかいなくて、バトルがせいぜい1~2回ということであればいいんですが、長いこと夢世界にいて、けっこうな回数のバトルをこなさないといけない時なんか、特に億劫に感じました。そこでやる気がなくなっちゃったりすると、ちょっと危ないです。
まあ、些細な話だとは思うんですけどね。むしろ、今作プレイの直前まで、テンポの良い『新・世界樹の迷宮』を遊んでいたことも影響しているのかもしれません。
△ ―→ キャンセルが、Bボタンの時とLボタンの時があって、少しややこしかったです。
まあ、戦闘の時はBボタン=ルイージなので仕方ないんですが、以前はルイージ操作中にAボタンとか、マリオ操作中にBボタンでもキャンセル扱いになったような気がしたんですが、それができなくなっていたから不自然に感じたのかもしれません。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
ファーストインプレッションと、同じ点数です。
やっぱり最後に思ったのは、「安定して楽しめるマリオとルイージの冒険記」でした。
今回は、夢の世界に行けるという点や、”ルイージの年”にあやかってルイージを前面に押し出した特徴などがありましたが、結局のところ基本は、マリオとルイージ中心のドタバタ冒険を楽しむというものでした。
戦闘などでの演出やアクションのバリエーションが豊富になり、しかしそれがくどくなく、順当に進化。シリーズ経験者なら、そのままスッと「さらに進化したマリオ&ルイージRPG」を楽しめることと思います。ジャイロ操作がわりと多く使われているので、その点はご注意くださいね。
あとは、夢世界にいる時に下画面のルイージを触ったりなど、ひとクセある操作を求められることがわりと多いです。ジャイロ操作もその1つですけどね。そういう点に楽しみを見いだせるか?あるいは面倒だと感じるだけか?そこも大きなポイントです。
私は、先ほど感想で書いたように、夢世界での戦闘が少しダルくなってきた頃に1回プレイが止まっちゃったので、大丈夫かな…?という不安はあったんですが、他の作品を交えつつ少しリフレッシュして再開したら、わりと一気に最後までクリアしちゃいました。これってなんか、『ゼルダの伝説』シリーズの時みたいです。
それだけ、ボリューム満点だったということだと思います。そういうことにしておいて下さい(苦笑)
さて。次のルイージの活躍はいつ…?
関連記事:
3DS『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』 ファーストインプレッション(2009/07/20)
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2013/07/18
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込・ダウンロード版も同じ価格)
ジャンル ―→ ブラザーアクションRPG
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
ゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSで展開されてきた『マリオ&ルイージRPG』シリーズの最新作です。
フィールドでは、マリオとルイージが協力して繰り出す”ブラザーアクション”で難所を乗り越え、敵と接触して発生する戦闘では『スーパーマリオRPG』から受け継がれる”アクションコマンド”が特徴的です。
今作では、3Dフィールドの”現実世界”と、2Dフィールドである”ルイージの夢の世界”を行き来しながら、いつものようにさらわれたピーチ姫の救出に向かいます。
間を空けつつプレイして、ようやくシナリオクリアしました。
今回、2回目のインプレッションとなります。もちろん、ネタバレなしで。
■====== partygame2回目の感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 3,918円(税込・新品)
プレイ内容 ―→ シナリオクリア(クリア時のレベル ―→ マリオ = Lv31/ルイージ = Lv30)
シナリオクリアまでにかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●○○
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ 初代から『3』まで、全てシナリオクリアしています。
◆=== 新たに感じたこと ===◆
○ ―→ クライマックス感を彩る演出や曲は、相変わらず素晴らしかったです。
まあ、私はこのシリーズや『キングダムハーツ』シリーズの影響で下村さん(作曲家)が好きになったくらいでして。終盤は、何だかんだで気持ちが盛り上がります。
ストーリーはいつも通り、良い意味でベタな流れ。”とあるキャラクター”の扱いがあまりにサッパリしていることが賛否あるそうですが、私は結果的に”別のあのキャラクター”の存在が引き立ったので、いいかな~と思っちゃいました(苦笑)
○ ―→ 巨大化してのバトルも、見ごたえあり。
縦持ちなので立体視はOFFになりますが、やはりここはDSとの性能の違いを分かりやすくアピールできた部分であるように思います。見ごたえもあり、細かい動きもあり、アクションのバリエーションも豊富。手ごたえを感じました。
あと、前作『3』では攻撃時のタッチ操作があまり上手く反応してくれなかった印象だったのに対し、今作ではだいぶすんなりと操作できるようになりました。それでも、ごくたまに「あれ?」と思う反応はありましたが、ま、そこまで支障は無かったので、良しとします。
○ ―→ 夢世界での仕掛けも、思った以上にバリエーション豊かでした。
下画面のルイージをいじって利用する”レンドーパーツ”の種類がわりと多く、くわえて、大量ルイージによるアクションも思ったより豊富。なかなか楽しめました。
○ ―→ ジャイロ操作も、なんかいいかも?と思いました。
ファーストインプレッションの時点では使用する場面がわずかしか体験できていませんでしたが、通常の戦闘だけでなく、巨大化バトルでもけっこうジャイロ操作を使う場面が多く取り入れられていました。
で、結果的に見ると、これだけしっかり取り入れているんだったら良いかな?と思えました。なかには、ジャイロ操作のほうが良いと思えた操作もありましたし。
私がイヤなのは、『ルイージマンション2』みたいにごくごく一部で中途半端にしかジャイロ操作を使用しないことであって、ジャイロ操作そのものを嫌っているわけではありません。
それこそ前回に感想を書いた『だるめしスポーツ店』のように、有用性を発揮できるのならどんどん使ってみて欲しいですし、相性が良い!とまではいかなくとも、積極的に取り入れていくということであれば、それでも良いとは思うわけです。
○ ―→ ボリュームは、間違いなく過去最大。
私の場合、ほとんど寄り道していなかったですが、それでも結構かかりました。
道中で、メインストーリーに関係ない”マクラノ族”を助けていたりすると、もっとかかるでしょうね。
△ ―→ 難易度は、わりと高いかもしれません。
今回、敵の攻撃が全体的に、動きやタイミングが読みにくくなっていたりダメージが大きくなったりしています。くわえて、こちらの必殺技もひとクセある操作のものが多いため、すんなり使用できないところがあり、そういう点でけっこう苦戦するように思いました。
ラスボスは結局、3回くらいやり直したのかな…。道中も含めれば、今回はゲームオーバー回数が2ケタ行っちゃったと思います。今までのシリーズでは、あまりそういう経験が無かったので。
ただ、レベルをガンガン上げてしまえばいいという定番の手段はあるわけですし、ゲームオーバーになった時に「イージーモードでやりなおす」という選択もあったりするので、難易度が高いことにそこまで怯えなくても良いとは思います。
△ ―→ 夢の世界でのバトルが、少し面倒に感じたかも?
最初は、大量のルイージで大量の敵を一掃する気持ちよさが目立っていたんですが、次第に、夢世界でのバトルの演出が総じて長めなのが気になり始めてしまい、ちょっと億劫になった時期がありました。
夢世界に短時間しかいなくて、バトルがせいぜい1~2回ということであればいいんですが、長いこと夢世界にいて、けっこうな回数のバトルをこなさないといけない時なんか、特に億劫に感じました。そこでやる気がなくなっちゃったりすると、ちょっと危ないです。
まあ、些細な話だとは思うんですけどね。むしろ、今作プレイの直前まで、テンポの良い『新・世界樹の迷宮』を遊んでいたことも影響しているのかもしれません。
△ ―→ キャンセルが、Bボタンの時とLボタンの時があって、少しややこしかったです。
まあ、戦闘の時はBボタン=ルイージなので仕方ないんですが、以前はルイージ操作中にAボタンとか、マリオ操作中にBボタンでもキャンセル扱いになったような気がしたんですが、それができなくなっていたから不自然に感じたのかもしれません。
■====== 得点とまとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
ファーストインプレッションと、同じ点数です。
やっぱり最後に思ったのは、「安定して楽しめるマリオとルイージの冒険記」でした。
今回は、夢の世界に行けるという点や、”ルイージの年”にあやかってルイージを前面に押し出した特徴などがありましたが、結局のところ基本は、マリオとルイージ中心のドタバタ冒険を楽しむというものでした。
戦闘などでの演出やアクションのバリエーションが豊富になり、しかしそれがくどくなく、順当に進化。シリーズ経験者なら、そのままスッと「さらに進化したマリオ&ルイージRPG」を楽しめることと思います。ジャイロ操作がわりと多く使われているので、その点はご注意くださいね。
あとは、夢世界にいる時に下画面のルイージを触ったりなど、ひとクセある操作を求められることがわりと多いです。ジャイロ操作もその1つですけどね。そういう点に楽しみを見いだせるか?あるいは面倒だと感じるだけか?そこも大きなポイントです。
私は、先ほど感想で書いたように、夢世界での戦闘が少しダルくなってきた頃に1回プレイが止まっちゃったので、大丈夫かな…?という不安はあったんですが、他の作品を交えつつ少しリフレッシュして再開したら、わりと一気に最後までクリアしちゃいました。これってなんか、『ゼルダの伝説』シリーズの時みたいです。
それだけ、ボリューム満点だったということだと思います。そういうことにしておいて下さい(苦笑)
さて。次のルイージの活躍はいつ…?
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3DS『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』 ファーストインプレッション(2009/07/20)
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