風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

ゴスペル

2005-11-20 17:45:34 | 音楽
最近、ゴスペルがブームである。礼拝における音楽を勉強していることもあってちょっとゴスペルについても勉強してみた。ゴスペルってどんな歌だろう?

ゴスペルというと黒人のキリスト教の歌を連想する方が多いと思う。確かにゴスペルミュージックの成り立ちにおいてアメリカの黒人奴隷たちの歴史は大きな関わりがある。過酷な奴隷制度の中でキリストを信じることで心の自由が与えられ、次第に信仰を持ち自分たちの賛美歌を作っていった。これが黒人霊歌(ニグロスピリチュアル)でありゴスペルミュージックのもとになった。

黒人霊歌の歌の内容は旧約聖書出エジプト記15章の解放の歌をもとに作られたのではないかといわれている。また15章の後半には癒しの記述がある。実際にゴスペルを歌うことによって癒される人が多くいるということもありゴスペルは解放と癒しのスピリットを持つ歌なのである。

ちなみに、手をたたいたり、ハレルヤ(神様を褒め称える言葉)と手を上げるのは神様を褒め称えている表現。

現在は黒人霊歌に限らず、ポップス調、ジャズ調、ボサノバ調、ロック調ありといろいろなスタイルのコンテンポラリーゴスペルがある。時代は変わっても主に向かってほめ歌を歌う心は変わらないのだ!恵みの主にハレルヤ!