「五月蝿い」と書いて「うるさい」と読ませるそうである。いっぽう、
"Fifa June 2010"と書いて"Vuvuzela(ブブゼラ)"と発音するらしい。
ブブゼラはそのほとんどがメイド・イン・チャイナのようである。
ナルホド、鳴るほど。かつては、
風が吹けば桶屋が儲かったが、いまは、
ハエが吹けば中国が儲かるのである。
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」の第12曲の
b)公爵令嬢たちの踊り
[Moderato con moto(tempo di Minuetto)、3/4拍子、1♯(ト長調)]
メヌエットである。終いには木管とトランペットも加わるが、
おおよそは、弦楽5部とホルン2管によって奏される。
*****♪ソーーーーーーー│
>【ドーーーーー<レ>ド>シ(3連符)・<ドーーー】<レーーー・>ラーーー>ソーーー│
<ドーーーーー>ラー・>ソーーー●●●●・<ラーーーーーーー│
<ドーーーーー>ラー・>ソーーー>ミーーー・>レーーー<ラーーー│
>ドーーーー<レ>ド・>シーーー●●●●♪
このメヌエットの主題は、前枝曲(a)の、
****♪【ドーーー・ーー<レ>ド>シ(3連符)・・<ドーー】、>ラ・<シーー<ド│
<レーーー・ーーーー・・<ミーー、>ド・<レーー<ミ│
<ファーーー・ーーーー・・ーー<ソー>ファー(3連符)・<ラー>ソー>ファーッ(3連符)│
>ミー<ソー<シーッ(3連符)・<ドー>ソー>ミー(3連符)・・
>♯ドー<ミー>レーッ(3連符)・>♯ラー<Nドー>シーッ(3連符)♪
と比して、一目瞭然に、
【ドーーーーー<レ>ド>シ(3連符)・<ドーーー】
という箇所が合致してる。弦楽5部を中心とした楽器起用も共通する。
終いのほうでは、ホルンのファンファーレ様の節にトランペットがやはり
ファンファーレふうに答える、という応答を繰り返す。が、
残念ながらブブゼラをチャイコフスキーは使用してない。
ところで、ちょっと講釈を。
この「公爵家」以下、「男爵家」、「伯爵家」、「侯爵家」と、
貴族の家の女性たちの踊りが続く。が、
ここらへんをそれぞれ、
「公爵夫人たち」、「男爵夫人たち」、「伯爵夫人たち」、「侯爵夫人たち」、
などと認識してるむきがある。我が国における
チャイコフスキー研究の第一人者であらせられる森田稔さんは、
「永遠の『白鳥の湖』」(新書館刊)
の巻末の「曲番表」では、
「公爵家の娘たちの踊り」(以下同様)というように
「正しく」表記してる。が、いっぽうで、本文では、
198頁8行乃至10行で、
<「男爵夫人」と「伯爵夫人」の踊りがそっくり省略され、
eの「侯爵夫人」も一部省略された>
などと素人みたいなことを平気で書いたりしてるのである。
玄人中のプロがこれでは、勘違いした
チャイコフスキー大好き人間が増殖するのも、無理からぬことである。
"Fifa June 2010"と書いて"Vuvuzela(ブブゼラ)"と発音するらしい。
ブブゼラはそのほとんどがメイド・イン・チャイナのようである。
ナルホド、鳴るほど。かつては、
風が吹けば桶屋が儲かったが、いまは、
ハエが吹けば中国が儲かるのである。
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」の第12曲の
b)公爵令嬢たちの踊り
[Moderato con moto(tempo di Minuetto)、3/4拍子、1♯(ト長調)]
メヌエットである。終いには木管とトランペットも加わるが、
おおよそは、弦楽5部とホルン2管によって奏される。
*****♪ソーーーーーーー│
>【ドーーーーー<レ>ド>シ(3連符)・<ドーーー】<レーーー・>ラーーー>ソーーー│
<ドーーーーー>ラー・>ソーーー●●●●・<ラーーーーーーー│
<ドーーーーー>ラー・>ソーーー>ミーーー・>レーーー<ラーーー│
>ドーーーー<レ>ド・>シーーー●●●●♪
このメヌエットの主題は、前枝曲(a)の、
****♪【ドーーー・ーー<レ>ド>シ(3連符)・・<ドーー】、>ラ・<シーー<ド│
<レーーー・ーーーー・・<ミーー、>ド・<レーー<ミ│
<ファーーー・ーーーー・・ーー<ソー>ファー(3連符)・<ラー>ソー>ファーッ(3連符)│
>ミー<ソー<シーッ(3連符)・<ドー>ソー>ミー(3連符)・・
>♯ドー<ミー>レーッ(3連符)・>♯ラー<Nドー>シーッ(3連符)♪
と比して、一目瞭然に、
【ドーーーーー<レ>ド>シ(3連符)・<ドーーー】
という箇所が合致してる。弦楽5部を中心とした楽器起用も共通する。
終いのほうでは、ホルンのファンファーレ様の節にトランペットがやはり
ファンファーレふうに答える、という応答を繰り返す。が、
残念ながらブブゼラをチャイコフスキーは使用してない。
ところで、ちょっと講釈を。
この「公爵家」以下、「男爵家」、「伯爵家」、「侯爵家」と、
貴族の家の女性たちの踊りが続く。が、
ここらへんをそれぞれ、
「公爵夫人たち」、「男爵夫人たち」、「伯爵夫人たち」、「侯爵夫人たち」、
などと認識してるむきがある。我が国における
チャイコフスキー研究の第一人者であらせられる森田稔さんは、
「永遠の『白鳥の湖』」(新書館刊)
の巻末の「曲番表」では、
「公爵家の娘たちの踊り」(以下同様)というように
「正しく」表記してる。が、いっぽうで、本文では、
198頁8行乃至10行で、
<「男爵夫人」と「伯爵夫人」の踊りがそっくり省略され、
eの「侯爵夫人」も一部省略された>
などと素人みたいなことを平気で書いたりしてるのである。
玄人中のプロがこれでは、勘違いした
チャイコフスキー大好き人間が増殖するのも、無理からぬことである。
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