築地(住所は明石町)にあります昭和6年創業の料亭のつきじ治作、戦火を切り抜けられたのは多分聖路加国際病院がすぐ近くにあったことも理由のひとつだと思います。
以前から土日祝日はランチタイムも営業、一見さんでも2名から利用が可能で水炊きのランチコースや昼会席をいただけたのですが 今年の5月頃から平日のランチタイムの営業も開始、期間限定で一人からでも利用できる特別なランチ メニュウも用意されるようになりました。
いくつかの料亭でランチをいただいたことは過去に何度かありますが初めて一人で料亭を訪れました。
余談ですが銀座にグループ店の銀座 治作があります。
料亭の定義もいろいろありますが設えなどからもわかりますようにあちらは料亭ではないでしょう。
銀座に自称料亭の日本料理店がありますがそちらはどこが料亭?と思うほどの違和を感じます。
閑話休題
どのお部屋からもお庭が眺められます。
お庭の池にはものすごい数の錦鯉、鴨や鷺が飛んでくることもあるそうです。
角栄さんのお宅もこのぐらい錦鯉がいたのかしらとふっと思いました。
お献立の紙はいただきましたが書き写すのは割愛します。
一人前にしては飛騨牛のローストビーフもいなり寿司の量が多く包んでいただきました。
料亭のお料理が美味しいか否かは別としまして都心とは思えないようなこの静かな異空間で滝の音を聞きながらいただくお食事は乙なものでございます。仲居さんのサーヴィスもパーフェクトです。
この一人でも利用できるプランは8月末までのようですが6月末まで、7月末までと延びていますので今後もまた延びるかもしれません。
7,000円なり
一品ずつサーヴされる会席らんちもあります。こちらで水炊きをいただきたかったので後日、会席らんちに追加して個室でいただきました。そのうちにポゥストするかもしれません。
そういえば、こちらでは芸妓さんは浅草の置屋さんからお呼びになるようです。
新橋組合の芸妓さんではないのが魔訶不思議です。
refer:つきじ治作