フレンチ鉄板のお店のこちらがランチタイムの営業を始めましたのでいただきにまいりました。
リフトを下りますとそこは暗めの照明、壁側のガラスケースの中には ヴィンテージの書物が何冊か飾られていましてうちひとつには店名が書かれています。
バイブルのうちの一つはヘブライ語で書かれたものかもしれません。(全くの想像で未確認) 正面はコリドーがずっと長く伸びているように見えます。遠近法でそのように見えるだけなのですが何かこのスペイスは不思議な感じがします。
お店の中はカウンター席だけで7-8席、このコロナ禍で現在は貸し切りで一組だけというスタンスで予約を受けていらっしゃいます。
ランチタイムはフル コースが一種類です。
アミューズは一口サイズのズワイガニのコロッケ、これがそれは熱ゝ、クリーミィで美味、好きなカニのクリームコロッケからとは幸先のよいスタートです。
目の前の鉄板で焼きました活アワビと美野菜の菜園風サラダをとても香りのよいソース アンショワで。
帆立貝のポワレとシャンピニオン、香味バター焼きは本当に香味、フレッシュな帆立も美味です。
フレッシュ スウィート コーンの冷製スープ この時期は好物のスウィートコーンのお料理がいただけることが多く嬉しうございます。
黒毛和牛のブッフ ブルギニヨン フォワ グラとのアンサンブル、 黒毛和牛はテンダー、コクのあるソースも美味です。
パンが出てこないと思っていましたら自家製のカレーとバターライスがサーヴされ〆としてはぴったりのお味のカレーです。
デザートは器が2重になっていまして上には求肥に包まれたヨーグルトのブランマンジェ、 下の器にはさっぱりとした梅酒のジュレ
コロンビア イコクリストバルのコーヒー豆は手動のコーヒーグラインダーで、お席まで香りが漂ってまいります。
サイフォンで淹れた珈琲はブラックでいただきましたが好きなテイストです。
オーナーソムリエは物腰が柔らかく、シェフも感じがよくてとてもコウズィなお店で楽しい一時を過ごすことが出来ました。
また折をみて伺いたいと存じます。