Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

サニーデイサービス再結成に思う

2008-07-27 20:40:29 | 音楽
サニーデイサービス再結成ですって。

あまりいい解散の仕方でなかったと聞いていて(そもそもいい解散ってそんなにないだろうけど)再結成の望み薄と思っていた。
中心人物の曽我部恵一の活動も充実しすぎているし。こういっちゃなんだが、伝説になってるサニーデイよりも、今のソカバンの方が遙かに輝いていると思っている。サニーデイの曲もなんの躊躇もなくソカバンで演奏され、その演奏も、懐かしいというよりは、その時の感情のまま今でも聞けるようなものに仕上がっている。もはやサニーデイの再結成なんて必要ないし、なくてもいい、と思ってたんだけど…。そうですか。

まずはライジングサンロックフェスティバルで復活とのこと。もう既に豪華出演者がラインナップされているけどまさかこんなサプライズがあったとは思わなかった。喜んで楽しませてもらう。
去年のオーラス、曽我部恵一BANDがつとめ、1年目のライジングサンでサニーデイがトリだったのを思い出し、思わず涙したが、今年こういう展開に繋がるとは全く思ってなかった。そうそう、サニーデイを初めて知った「恋に落ちたら」をサニーデイよりも、サニーデイらしくやったんだよ。

前半に否定的なことを書きましたが、サニーデイサービス自体は好きです。ただ、曽我部がサニーデイ時代に表現しきれなかったことを今できているんじゃないかと思っていたので、あり得ないんじゃないかと思ってたけで。
相変わらず曽我部の精力的な活動は変わらないし、ソカバンもこのまま続いていくので、サニーデイの復活も楽しみたいと思ってます。
ちなみに、今回サプライズで99年、第1回のライジングサンで出たアーティストが参加するという情報で、ナンバーガール復活説も出たけど、こっちの方が全くもってあり得ない。何をもってそう思うのか俺には全く理解できなかった。向井秀徳のZAZENBOYSがさらなる高みへ向かい続けている途上にあるからということだけでなく、ナンバーガールはあの時代に生きていたバンドなのであり、今あの頃の曲をやっても響くものが全く違うのだ。こんな事を書くのは辛いけど、35歳の向井秀徳が透明少女やTATOOありを歌ってもリアルではない。いくらナンバガが好きな俺でも再結成して欲しいとはみじんも思わない、そういうバンドなのだ(蛇足でした)。


で、そんなこともあり、曽我部のhpを見たところ、なにやらbbsが荒れているらしい事を知った。
曽我部が七尾旅人とのジョイントライブで泥酔した挙げ句、ステージで眠ったらしい。
これが日記で紹介されているのを見て、おぉーすげー!なんて自由なんだ。これこそロックだ!なんて思ったんだけど、当日行った人は許せないと言う。何を固いことを、その間七尾旅人さんが歌っていたんだし、と思ったけど、どうやら、弾き語りライブなのにもかかわらずスタッフやソカバンのメンバーも泥酔して騒いでいたと。そもそも夜中開始の朝までのライブだったらしい。
あまりに荒れたので、曽我部は急遽事務所で来れるファンは来いと、討論会を開いたという。
それに対して、急に言われても行けるわけ無いと反発したファンもいる。。。(掲示板の書き込みによって)

熱い・・・
2000年代なんですか?。70年代みたいですよ。

曽我部さんはあまりに身近に降りてきてくるから勘違いしてる人もいるんだろうけど、一流アーティストですからね。あまりに多作なのでインディの方が動きやすいからそうしてるんであって。
こうした機会を設けてくれるだけでも異例だし、誠実だと思う。
ただ、スタッフが騒ぐのはちょっと常識を疑う。でもその時言うべきであって後から掲示板で謝れとかつるし上げるのは熱心なファンのやり方だろうか?。違うんじゃないでしょうか。俺はそういう風に思います。


今、曽我部恵一BANDのDVDを見てますが、なんてリアルな音楽なのだと思う。土曜の夜に。というタイトルを聞けば浮かんでくるものがあるし、その曲を聴いても浮かんできたものと違和感ないし。
こんなにお客さんと向き合ってコミュニケーション取ってるバンド、素晴らしいですよ。

だが、ソカバンの演奏で違和感があった、サニーデイのスロウライダー!これをサニーデイサービスの演奏で聴くのを楽しみにしてます。


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